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見た目は70年代のままで、中身は魔改造!? 今も新車が作られている中国版ホンダCG125とは

1/26(日) 13:08配信

モーサイ

日本生産版最終モデル VS 2019年型中国生産版最新モデル

1974年に新興国向けに開発されたホンダの125ccバイク「CG125」。
過酷な条件で使用されることを想定した耐久性重視の設計で、アジアや南米などで多くの支持を集めたスーパーカブに匹敵するワールドワイドに活躍するバイクなのである。
CG125は日本で生産したものを輸出するエリアもあったが、現地生産が行われた国もあった(日本での生産は1990年代末に終了)。また、現地生産が行われる過程で、彼の地の需要を踏まえ独自の改良を行っていく国もあった。そのひとつが中国である。
FIも採用しているという中国生産版の最新モデル2019年型CG125は、「原型」の日本生産版CG125とどこが違うのか。日本生産版CG125(*)を愛用するライダーが自身のCG125と比べてみた。

メーター、エンジンなど日本生産版と中国版の細部を写真で比較(画像15点)

*日本生産版であってもCG125は輸出専用車で、正規販売は行われていない

筆者のCG125は2000年に購入した1998年型の日本製で、現在までに7万km以上走行。この間、主だった修理歴はシート表皮の張り替え(現在のはノンオリジナル)とCDIの交換が1回、ホイール内ギヤの摩耗により速度計が動かなくなったのが1回、回転計のワイヤー切れ1回、ステムベアリングのガタつきを2回修理した程度。
あとは消耗品の交換で済んでおり今でも快調だ。

細かく言うとセンタースタンドを上げたときの衝撃を緩和するダンパーが劣化してバシャンと大きな音を立てるようになったりするなど、細部の経年劣化は免れないために買い替えようと思ったことも一度ならずあった。
が、そういう部分も手を入れていけばちゃんと直るし、維持費も安く、燃費はコンスタントに40km/L以上、うまくすれば50km/Lをマークする。
ほかにも「エンジン屋」と呼ばれるホンダの面目躍如たるOHVエンジンのフィーリングや、余計な装備は一切付かないシンプルさなどが気に入って、これまでにも原付から大型、国産、外車を問わず10台以上乗り換えてきた中でも一番長く付き合っている。

「CG125は中国バイク史における神話である」と言ってはばからない彼の地のマニアの区分法によると、この1998年型はシリンダーヘッドカバーの色が銀色(これより前のモデルは黒)であることから「銀猫」と呼ばれ、第4世代という位置付けがなされている。以下も、中国のマニアによる分類だが……

第1世代はCG125同様1970年代に登場したCB125JXと似た外観の丸目ヘッドライトで、第2世代で角型ヘッドライトを採用し燃料タンクやサイドカバー、シート形状を変更。ここまでは6Vのポイント点火で、それぞれ「白金1代」「白金2代」と呼ばれる。

CDIや12V電装を採用して1980年代末から1990年代半ばまで生産された第3世代は「三毛猫」と呼ばれ、第5世代から生産を中国に移管してセルスターターや5速ミッションを装備。
2008年に登場した第6世代で「OTR」と呼ばれる新型エンジンを採用、そしてFI化された現行型は第7世代……というくくりになる。

中国生産版が輸入車として流通しているのは知っていた。ただ、これまで自分が所有する以降の型の実物を見る機会は皆無といっていいほどなく、ウェブの写真などを見て「まだ現役だったか」くらいの認識しかなかったのだが……。
改めてじっくり実物と比較してみると、予想以上の別物へと進化していることが発見できた。以下、その主だったところを列記していこう。

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最終更新:1/26(日) 13:08
モーサイ

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