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【インタビュー】『麒麟がくる』で斎藤道三を演じる本木雅弘。大河に新たな伝説が生まれる予感

1/26(日) 15:02配信

サライ.jp

蝮、梟雄などといわれて恐れられた美濃の戦国大名・斎藤道三。
これまで世にでた小説や歴史ドラマなどでは、策略家にして野心家、無慈悲に敵を欺き、容赦なく殺すといったイメージで描かれてきた。

しかし、池端俊策さんが脚本を手掛ける大河ドラマ『麒麟がくる』では、少し違った角度から人間道三を見つめている。道三を演じるのは、1998年放送の『徳川慶喜』以来、実に22年ぶりの大河ドラマ出演となる本木雅弘さんだ。

道三を演じるにあたっての意気込みを伺ったところ、事前に綿密に資料を読み、入念に下準備をしたうえで役に取り組む本木さんの姿勢が見えてきた。

「斎藤道三というのは、一代でのし上がったわけではなく、父親が油売りから成り上がり親子二代で国盗りをしたというのが近年の通説です。つまり、次世代の道三自身は武士の子として生まれ育ったある程度エリートなんです。武士としての磨かれた素養は勿論のこと、かつて商人でもあった父が残した経済への意識も強い。一国をひとつの大きな会社として見た場合、その主である道三は有能な経営者として非常に高いスキルを持っていたと思うんです。相当具体的な戦略がなければ、大勢を束ねて戦で勝ち上がっていくことはできませんから」

自身が演じる斎藤道三という人物について、本木さんはこう分析する。

「これまでは野心の塊という人物にとらえられてきましたが、脚本の池端先生が、道三の時代の人々は嬉しい、悲しいっていう感情がいい意味ですごく溢れていたし、もっと瑞々しく、濃く生きていたっていうんですね。道三自身も織田信長や明智光秀を見出す先見性があったということは、やはり基本的には人間への興味が深く、生きることに愛情があった人だと思います。戦国の世に生まれた自分と真正面から向き合い、最後までその立場を全うした人だと思うんです。道三のそういうどこか筋の通った人間味を匂わせるようなお芝居ができればいいですね」

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最終更新:1/27(月) 7:53
サライ.jp

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