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平手友梨奈さん脱退に思う 「牽引」か「調和」か、志向と現状のギャップを見極めよ

1/26(日) 6:10配信

オトナンサー

 1月23日、アイドルグループ・欅坂46の運営会社「Seed & Flower」が、同グループの中心メンバーである平手友梨奈さんの脱退を発表しました。卒業でも活動休止でもなく、「脱退」という部分に平手さんの強い意志を感じます。

 発表直後、FMラジオ局であるTOKYO FMの番組「SCHOOL OF LOCK!」に出演した平手さんは、脱退について、「今は話したいとは思わないので、いつか自分が話したいと思ったときに、どこか機会があれば、お話しさせていただこうかなと思っております」と理由を語りませんでした。曲紹介の際は、声を詰まらせているようにもうかがえました。

役割期待と自分自身のギャップ

 平手さんは2015年のグループ結成以来、センターを務め続けてきたことで、欅坂46のメッセージ性の強い世界観を一身に担い続けてきたといえます。腕や腰などの負傷もありました。メンバーやスタッフとの間で、さまざまなあつれきに直面してきた重圧ももちろんあったでしょう。

 突き詰めれば、「役割期待と自分自身のギャップ」に行き着くように思えてなりません。実は、このギャップは、ビジネスパーソンの転職理由を掘り下げていくと見えてくる根源的な要因でもあるのです。

 筆者は、ビジネスパーソンの行動志向を「牽引(けんいん)志向」「調和志向」に分けて捉えています。チャレンジすることをリードしたり、自ら工夫したり、ステップアップすることで意欲が上がる人は「牽引志向の高い人」、周囲と協力する、安定的に仕事をする、バランスを取ることで意欲が高まる人は「調和志向の高い人」です。

 20年来、行動志向を踏まえた能力開発プログラムを実施してきましたが、日本のビジネスパーソンは牽引志向51.4%、調和志向48.6%とだいたい半々に分かれます。

 牽引志向と調和志向を、肉食系と草食系、狩猟型と農耕型と称するメディアもあります。筆者は中国でも行動志向を踏まえた能力開発プログラムを実施していますが、現地の通訳担当者は、狼(オオカミ)型と羊型というように訳してくれています。言い方はともかく、人にはそれぞれ意欲の高まりやすさに違いがあるということです。

 自分の志向に合った仕事だけを続けていけるのであれば、ストレスを感じることがなく、仕事がはかどりやすいことが分かっています。牽引志向の人がほかの人をリードする仕事だけをしていたり、調和志向の人が周囲の人を取りまとめる仕事だけをしていたりするケースです。

 ただ、誰しも自分の志向に合った仕事だけをしていけるわけではありません。例えば、リスクを恐れずチャレンジすることで意欲が上がる牽引志向の人がその志向を抑えて、ひたすらエラーをチェックし、安定性を担保する調和志向の仕事をしなければならない場面もあります。周囲と協力することで意欲が高まる調和志向の人が、周囲との協力なしに独自の工夫をしなければならない場面もあります。

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最終更新:1/26(日) 6:10
オトナンサー

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