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黒島結菜が“恋心”にけじめをつける 『スカーレット』三津が遺した別れの口実

1/27(月) 12:13配信

リアルサウンド

 三津(黒島結菜)は八郎(松下洸平)への募る思いが膨らみつつあった。NHKの連続テレビ小説『スカーレット』が17週目の初日に描かれたのは、三津のかわはら工房を立ち去る決断だった。

【写真】朝ドラでブレイク中の松下洸平

 第16週の終わり、喜美子(戸田恵梨香)は、寄り添って眠る八郎と三津の姿を見てしまう。その時、三津は、眠る八郎の横顔に口づけしようとして、直前で目を覚ました八郎に動揺していた。その後の三津と八郎の間にはぎこちない空気が流れていた。けれど八郎は「大学の頃、思い出すな」と語るだけで、特に話題を広げることはなかった。

 直子(桜庭ななみ)との結婚に奮闘する鮫島(正門良規)をあたたかく見守る喜美子と八郎。二人は時折、夫婦漫才のような息の合ったかけ合いを見せる。鮫島が言う「お義兄さんとお姉さんみたいな夫婦、なろな?」からも分かるように、喜美子と八郎は互いに支え合う魅力的な「夫婦」として映っている。意見がぶつかることもあれど、互いを信頼し支え合ってきた2人。三津は八郎に思いを寄せるが、夫婦関係を壊してまで手に入れるつもりはないだろう。しかし、心が耐え切れない。結婚が決まった鮫島を祝う席で、三津は一人、力なく笑っていた。

 弟子を辞めることにした三津。三津は穴窯での作品づくりが「時代に逆行している」と指摘した。半分は三津の本心だと思うが、川原家との関係を断ち切るための口実のようにも聞こえた。

「男だったらよかった」

 去り際に三津が発したこの言葉。三津は「女だから」を理由に、何度も弟子入りを断られてきた。しかし一度もそんなことを思ったことはないと話す。抑え切れないほどの恋心が、三津をその場に留めることを拒んだ。その言葉で、陶芸に向き合えないほどの想いを八郎に抱いてしまったことが十分にわかる。

 一線を超えることはなかった三津。けれど、その場にいられないほど強い想いだったと思うと、信楽を去る彼女の涙に胸が痛む。

片山香帆

最終更新:1/27(月) 12:13
リアルサウンド

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