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2019年12月の水関連株式市場

1/27(月) 6:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

投資のプロフェッショナルである機関投資家からも「こんな情報が欲しかった!」と評判のピクテ投信投資顧問株式会社のマーケット情報。専門家が明快に分析・解説します。※本連載は、ピクテ投信投資顧問株式会社が提供するマーケット情報を転載したものです。

12月の投資環境

12月の世界株式市場は、MSCI世界株価指数(現地通貨ベース)で上昇しました。世界の株式市場は月初、米ISM製造業景況指数が市場予想を下回ったことなどを受けて下落しましたが、その後は米中貿易協議の合意への期待や11月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が市場予想を大幅に上回ったことなどを背景に反発しました。中旬以降も米中貿易協議が第1段階の合意に至ったことや英国の総選挙で与党保守党が勝利したこと、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明を受けて米国の低金利政策が継続するとの見方が強まったことなどを背景に上昇基調で推移し、月間でも上昇しました。

業種別では、情報技術、エネルギー、公益事業、ヘルスケアなどが市場平均を上回って上昇した一方、資本財・サービス、生活必需品、金融などは市場平均よりも小幅な上昇にとどまりました。

こうした中、水関連企業(現地通貨ベース)の株価は市場を上回る上昇となりました。装置製造エンジニアリングセクターは、特にモニタリング関連銘柄に牽引され最も上昇しましたが、上下水道ビジネスセクターと環境マネジメントサービスは市場に比べ小幅な上昇にとどまりました。

上下水道ビジネスセクターでは、英国の水道銘柄のセバーン・トレント、ユナイテッド・ユーティリティーズ・グループ、ぺノン・グループが前月に続いて堅調な展開となりました。英国の総選挙で保守党が勝利し、水道事業などの再国営化のリスクが低下したことや規制当局から今後5年間の安定的な規制動向が明らかとなったことが背景でした。一方、利益確定の売りに押された米国の水道銘柄や市場全体が下落した新興国の水道銘柄などが軟調でした。

装置製造エンジニアリングセクターでは、キャンテル・メディカルは買収に関連したコスト増加により四半期業績が予想を下回ったことから下落しました。

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最終更新:1/27(月) 6:00
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