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約1.2kg! 豊洲で働く人御用達の『中栄』の超大盛りカレーが旨い

1/28(火) 10:50配信

食楽web

 築地から豊洲に移転して1年余り。オープン時の賑わいがひと段落した豊洲市場に、大盛りのカレーがあると聞き、向かったのは、水産仲卸売場棟にある飲食店が集まる3階フロア。

 カレーの店『中栄』は創業大正元年。それこそ築地の前、日本橋に魚河岸があった時代から、働く人たちの胃袋を満たしてきたお店です。

 カウンターに座り、早速メニューをチェック。印度カレー、ビーフカレー、ハヤシライスそれぞれ700円、合いがけは800円。各種特盛はプラス200円。ということで、店の看板メニューでもある印度カレーと、ハヤシライスの合いがけを特盛で注文です。

 すると、1分もかからず目の前に。は、早い! 「だって市場だからね」とニッコリ話す店主の円地政広さん。

 早速計測。直径28cmの皿のフチ近くまで盛られたルーとライス、そしてキャベツ。高さはキャベツの一番高いところで約12cm、重さは1226g(器の重さを除く)。左側が印度カレー、右側にハヤシがかかっています。

 特盛は並のほぼ倍。1日10人ぐらいの人がオーダーするとのこと。「市場には大食漢が多いからね」と店主。夜が開ける前から肉体労働したあとのカレー。きっと体にしみる美味しさなんだろうなぁ。

「うちのカレーはね、印度カレーって書いてあるけれど、王道の日本のカレー、ポークカレーなんだよ」と店主。創業当時とレシピは違えど、ほぼ50年近く同じ味で作り続けているカレーです。

 早速一口。辛さ控えめ、でもコクや旨みがしっかり感じられる美味しさ。“ザ・日本のカレー”、といった味わいです。永遠に食べられる気がする味です。

 そしてハヤシ。一口食べると、懐かしいホッとする癒しの味。ドロドロでもシャバシャバでもなく、程よいトロミ。そして、ほんのり感じる甘さが幸せ~。

 そして、気になるのが千切りキャベツの山。なぜカレーやハヤシに千切りキャベツ?

「うちは元々洋食店で、昔はカツカレーに千切りキャベツをつけていてね。そのうち常連さんが、カツカレーのカツなし、キャベツはつけて」って注文したんですよ。キャベツがあると、カレーの辛味が和らいでちょうどいいって。そこから千切りキャベツを乗せるのが始まったんですよ」とのこと。
 常連さんからのリクエストで生まれたんですね。

「なのでカレーに千切りキャベツはウチが元祖」と笑顔で話す店主。大正元年の店だもの。カレーに千切りキャベツは、おそらくここが元祖ではないでしょうか。

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最終更新:1/28(火) 10:50
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