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井上尚弥には勝てない!? カシメロ母国紙が「イノウエ有利」を予想する4つの根拠

1/28(火) 12:33配信

THE ANSWER

フィリピン紙が「必見に値する」一戦を展望、母国の王者に悲観的な予想

 ボクシングのWBAスーパー&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)はWBO王者ジョンリエル・カシメロ(フィリピン)と、4月25日(日本時間26日)に米ラスベガスでの対戦が濃厚となっている。カシメロ陣営が再三再四の挑発に出る一方で、カシメロの母国フィリピンメディアは過去の戦績、パワー、サイズ、自信の4項目でいずれも井上優位と分析。母国王者の大番狂わせは難しいと、悲観的な予想をしている。

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「イノウエ対カシメロ」を特集したのは、フィリピン英字紙「ザ・マニラ・タイムズ」だった。

 正式発表の待たれる3団体統一戦について、記事ではまず「必見に値する」と注目。昨年末ゾラニ・テテ(南アフリカ)を倒し、3階級王者となったカシメロはフィリピンでは、6階級制覇王者のマニー・パッキャオ、5階級制覇王者のノニト・ドネア、4階級制覇のドニー・ニエテスに続く存在となったが、モンスターの功績も称賛。

「それに対して、イノウエも3階級で勝利した。ライトフライ、スーパーフライ、そして、バンタムで。これで3階級制覇を達成したパッキャオ、ドネアが率いるアジアのエリートファイターのグループ入りを果たした」

 パッキャオ、ドネアという殿堂入り確実なレジェンドの高みに迫っていると分析している。

 3階級を制覇してきた王者同士の戦いだが、勝つのはどちらなのか。「彼らの過去3戦から見ると、イノウエは圧倒的に素晴らしい印象を残している。フアン・カルロス・パヤノとエマヌエル・ロドリゲスをKOした。そして、昨年11月のドラマチックなファイトでドネア相手に判定勝ちした」と、最近の戦績では井上の圧勝と評価している。

 特に昨年5月のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)準決勝の相手の強さについて再評価。「ロドリゲスは19戦全勝で12KOという戦績とともにイノウエ戦に臨んでいたのだ」と指摘している。

ドネア戦で示した耐久性にも太鼓判「最高のショットを被弾しながらも…」

 一方、カシメロも過去3戦3勝だが、「イノウエ相手は手に余る」と悲観的な予想。そして、特集では井上有利の理由を次々に挙げている。

「イノウエはドネア戦で逆境への対応力も証明した。目の上をカットし、視界も二重だった。鼻血も出ていた」とドネア戦の2回に左フックを被弾し、鼻骨と眼窩底骨折というキャリア初のアクシデントに見舞われながらも、勝利したピンチでの強さを称えている。

 さらには「イノウエはパンチのパワーもカシメロよりも上。リーチでも3.5インチ(約9センチ)アドバンテージを保持。身長という部分ではイノウエはフィリピン人よりも1インチ(約2.5センチ)高い」とし、パワー、サイズともにモンスター有利と分析している。

 そして、ドネア戦の逆境を乗り越えたことで、精神的な優位性も手にしたという。

「イノウエ対カシメロ戦で大きな役割を果たすかもしれないもう一つの要素がある。自信だ」とし、「イノウエはドネアとの死闘を経て、これを証明した。フィリピン人最高のショットを被弾しながらも、ドネアを倒すことができたのだ」と耐久性についても、自信を得たと分析している。

 心技体ともに隙なしと評価されるモンスター。カシメロは執拗な挑発を繰り返しているが、カシメロの母国ですら井上の圧倒的な有利は動かないとみている。

THE ANSWER編集部

最終更新:1/28(火) 14:46
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