ここから本文です

99歳の生保レディー「川上二三子さん」 89歳で年間70億円の売り上げ日本一に

1/28(火) 6:00配信

デイリー新潮

 人生100年時代とはよく言うが、99歳の生保レディーとは聞いた試しがない。50歳からニッセイセールスレディーとして働き出した川上二三子さんは、1月30日で99歳になるという。それを記念して、自らの人生を綴った『99歳、現役です! 最高齢ニッセイセールスレディーの生きかた働きかた』(太田出版)を1月末に出版した。彼女はいまだかくしゃくとして、来年で100歳になるとはとても思えない容貌である。高齢でも仕事ができる秘訣を本人に聞いてみた。

「93歳」で関ヶ原に参戦。信長、秀吉、家康にその腕を認められた実在の武将「大島光義」とは

 ***

 川上さんが日本生命のセールスレディーになったのは、今から約50年前。

「息子が結婚し、解放されたといいますか、新しいことをやってみようかと思っていたのです。そんな矢先、日本生命で仕事をしていた知人がいまして、お付き合いで保険に入ることにしたのです。知人とその上司の方が、わが家に見えました。保険の説明を受けながら世間話をしたのですが、上司の方は大変礼儀正しく、魅力的な人でした」

 当時、川上さんは保険のセールスレディーに、ある偏見を持っていたという。

「その頃、保険の外交員は、戦争で夫を失った女性が生活のためにする仕事と見られていました。先に話しました保険の仕事をしていた知人の話を聞くと、彼女の子供は一橋大学や東大、東京女子大学に行ったと聞いて、びっくりしました。立派な家庭の方が保険の外交員をやっているのかと思い、偏見もなくなりました。私は、学歴に弱いのです(笑)」

 川上さんは2度結婚している。最初のご主人とは戦争が始まった翌年の1942(昭和17)年に21歳で結婚。が、それもつかの間。一緒に暮らし始めて1週間後に召集令状が届き、満州へ。そのまま帰らぬ人となった。そして7年後、28歳の時に通信社の記者とお見合いして再婚した。

「新しい夫は私より8歳年上でした。奥さんを亡くされ、5歳の男の子がいました。彼の身上書を見ると、本人だけでなく、兄弟や家族の履歴が書かれてありました。東大とか早稲田大学出身者ばかりで圧倒されたのです。私は大学を出ていませんし、家族にも高学歴の人はいません。だから学歴というものにすごく惹かれたのです。すぐに結婚を決めました」

 前述した“息子”とは、再婚相手の連れ子である。

1/2ページ

最終更新:1/28(火) 12:28
デイリー新潮

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事