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名門校出身のアダム・ドライバー、アカデミー賞ノミネート作品『マリッジ・ストーリー』で響かせた美声。

1/29(水) 20:51配信

VOGUE JAPAN

今年、数々の賞レースでホアキン・フェニックスやレオナルド・ディカプリオ、ロバート・デ・ニーロらと主演男優賞の栄冠を争っているのが、アダム・ドライバー。『スター・ウォーズ』シリーズのカイロ・レン役でもおなじみの彼は、実は名門音楽学校の卒業生でもあるのだ。

【写真】離婚で幸せになれる?『マリッジ・ストーリー』の切ないシーン集。

アダム・ドライバーが第92回アカデミー賞主演男優賞にノミネートされた『マリッジ・ストーリー』で演じたのは、ニューヨーク在住の舞台演出家チャーリー。スカーレット・ヨハンソン演じる女優の妻と離婚に向かっていく物語だが、アダムはピアノ演奏をバックにミュージカル「カンパニー」の「ビーイング・アライブ」をノーカットで歌い切っている。

独身男性が誰かと暮らすことの鬱陶しさを並べ立てながらも、最終的に2人で生きることを肯定的に受け止めるという内容の歌詞は、チャーリーの境遇と照らし合わせると興味深い。アダムはもともとジュリアード音楽院で演劇を学び、卒業後はブロードウェイやオフブロードウェイから舞台俳優としてキャリアをスタートさせた。

演じるチャーリーはプロの俳優ではなく演出家なので、最初のうちは心許ない調子だが、次第に思い入れが強くなり、朗々と歌い上げるようになる変化も見事に表現した。ノア・バームバック監督はニューヨークのザ・ニッカボッカーホテルで撮影したこのシーンについて、比較的リラックスして撮れたと話しているが、実は12回も撮り直したそう。

アダムにとってはかなりプレッシャーの強いシーンだったようで、映画のプロモーションで出演したラジオ番組で「ビーイング・アライブ」を流したところ、番組中にもかかわらず席を立って出て行ってしまったそう。以前から、自分の出演作を見たり聞いたりするのが苦手だと公言しているが、このときは本当にいたたまれなかったようだ。

最終更新:1/29(水) 20:51
VOGUE JAPAN

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