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「大津園児死傷事故」の迷走 やりたい放題の新立被告について被害者の弁護士が語る

1/30(木) 6:00配信

デイリー新潮

理解が難しい被告の行動

 前代未聞の裁判――そう言えるだろう。大津地裁は1月22日、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)やストーカー規制法違反などの罪に問われている新立文子被告(53)の保釈を取り消した。中日新聞などは「同日に地検職員が身柄を拘束した」と報じた。

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 再び拘置所に戻された新立被告――こう説明されても、なかなか理解できない方もおられるだろう。ならば大津園児死傷事故で逮捕された女性と聞けば、お分かりになるのではないだろうか。

 まずは事故を振り返ろう。2019年5月、滋賀県大津市の交差点で右折車と直進車が衝突、散歩中の保育園児2人が巻き込まれて死亡したほか、園児11人と保育士3人が重軽傷を負った。この事故で右折車を運転していたのが新立被告だった。

 後に詳しく見るが、新立被告は大阪のABCテレビ(朝日放送)のインタビューに応じ、遺族や被害者の心情を踏みにじる発言を行った。さらに、判決公判で従来の主張を撤回、裁判所が苦渋して審理のやり直しを決断するなど、常人にはなかなか理解できない行動が目立っている。

 改めて、どんな裁判が行われてきたのか、被害者のサポートを行っている石川賢治弁護士に取材を依頼した。石川弁護士は弁護団の一員として、それこそ事故の発生当初から関わっているという。

「事故直後から、弁護士有志が犯罪被害者を支援する取り組みを開始しました。交通事故では様々な法的手続きが行われ、一般の方には理解が難しいことも多い。弁護士として手続きの説明を行ったり、マスコミの取材申請に対応したりしています。今回の事故では直進車の起訴を求める意見書も地検に提出しました。被害者の皆さんは真相究明をはじめ様々な想いで裁判に参加されています。その想いに少しでも応えようと、今も10人以上の弁護士が弁護団を結成して活動を続けています」

 事故が発生すると、右折車の新立被告だけでなく、直進車を運転していた女性も自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)容疑で滋賀県警に現行犯逮捕された。

 だが直進車の女性は、事故当日の5月8日夜に釈放。弁護団は6月13日、直進車を運転していた女性に関しては、「被害者の声に耳を傾け、心情に寄り添った対応を行ってほしい」と滋賀地検に意見書を提出した。しかし翌14日、嫌疑不十分で不起訴が決定している。

 そして7月17日、初公判が大津地裁で開かれた。新立被告は「間違いない」と起訴事実を認めた。

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最終更新:1/30(木) 6:00
デイリー新潮

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