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「大津園児死傷事故」の迷走 やりたい放題の新立被告について被害者の弁護士が語る

1/30(木) 6:00配信

デイリー新潮

「写真もLINEも全部見せる」と脅迫

 新立被告は保釈中、出会い系サイトで知りあった49歳の公務員男性の連絡先を把握。会ったことはなかったというが、8月27日にLINEを使って脅迫するメッセージを送ったり、男性の勤務先に電話をかけたりしたというのだ。

 日刊ゲンダイDIGITALが10月3日に公開した「園児死亡事故公判中に男性脅す 53歳女性ストーカーの気質」から一部を引用させていただく。

《新立被告は保釈された直後の6月下旬から、49歳の男性公務員とLINEでやりとり。近況を報告したり、写真を送らせていた。ところが次第に嫌気が差したのか、男性は新立被告からのメッセージを既読無視するようになった。すると新立被告は「電話番号を教えて」「話がしたいの」と懇願。これを無視されるとキレ、8月27日以降、何度も「やりとりを全部見せる。それで終わり」というメッセージを送り続けた。それでも返信がなかったため、男性の職場の電話番号を調べ、9月2日と5日の2回、直接電話を掛け、「写真もLINEも全部見せることになるよ」と脅した》

 初公判の新立被告が被害者の激しい怒りを買ったのは前に見ていただいたが、服装が非常識だったことも影響を与えたようだ。同じ日刊ゲンダイの記事から「被害者の知人」の指摘をご紹介しよう。

《初公判では入廷時に被害者の方を見ようともせず、そのままスタスタと被告席に向かい、頭を下げることもなかった。服装はノースリーブに近い、袖がほとんどないヒラヒラが付いたブラウス姿で、髪の毛はきれいにセットされ、『そんなおめかししてどこに行くの』いう感じやった。とても法廷に出てくるような格好ではなく、一瞥もくれずに退廷するなど、重罪を犯した人間の態度には見えなかった》

 新立被告がストーカー容疑などで逮捕された、との一報が石川弁護士の元に入ったのは、弁護団で打ち合わせを行っていた時だったという。

「率直に言って、頭と心で理解するのには時間が必要でした。あまりに予想外のことで、信じられなかったのだと思います。地裁は交通事故とストーカー事件の併合審理を決めました。日程調整がスムーズになるという訴訟手続き上の要請もありましたし、2つの事件が関連している可能性もあったから、と理解しています。真相解明という観点から考えると、私も地裁の判断は正しかったと思います」

 とはいえ、遺族や被害者にとっては、傍聴の負担が増したのは間違いない。

「法廷で事故の詳細と向き合うだけでも、被害者の皆さんは強い心理的苦痛を受けています。真相究明のため、必死に耐えておられるわけです。ところが、更にストーカー事件の審理も加わってしまいました。保釈中の身としては、あり得ない行動であることは言うまでもありません。被害者の皆さんの精神的苦痛は増すばかりでした」(同・石川弁護士)

 被害者にとっては辛い展開だったが、ストーカー事件が新立被告の性格を浮き彫りにした側面もあったという。

「初公判の服装が批判を浴びたのは私も把握していますが、その後は普通の服装でした。態度も変わったことはなかったと思います。ところが、新立被告が事故の詳細や原因を問われる場面になると、『忘れてしまった』と答えることが目立つのです。結局、被告が事故の原因を詳細に説明することはありませんでした。これは被害者の皆さんが望む真相解明の妨げになっている一面があります。そして、こうした被告の態度と、ストーカー事件の発生は関係する可能性があるという印象を持っています」(同・石川弁護士)

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最終更新:3/12(木) 10:53
デイリー新潮

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