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健康な歯と歯ぐきでいるために。知っておきたいQ&A

2/1(土) 19:03配信

集英社ハピプラニュース

歯医者の選び方や、歯周病が進んだ場合の治療、知覚過敏の問題などまで、歯や歯ぐきに関するさらなる素朴な疑問に、清水先生が回答!

40代からの知っておきたいヘルスケアまとめ

●東京国際クリニック歯科院長 清水智幸先生
近代歯周病学の生みの親であるスウェーデン・イエテボリ大学のヤン・リンデ名誉教授と、日本の歯周病学の第一人者、奥羽大学歯学部歯周病科・岡本浩教授に師事。著書に『歯周病は1日で治せる!』(文藝春秋)がある

A.ブラッシング指導を真摯に行っている歯科医院がベスト
「正しいブラッシング方法はきちんと教わらないと身につかないので、ブラッシング指導に力を入れている歯科医院がおすすめです。ブラッシングの指導を熱心に行っている歯科医院はあまり多くはないかもしれませんが、これを真摯に行っているところはいい歯科医院だと思います。除去した歯垢が再びたまり細菌が増殖するのに90日ほどかかるとされているので、3カ月に1回のペースで定期検診を受けると理想的です」

A.歯科医院に行ってもOKですが、正しいブラッシングで改善可能
「知覚過敏は歯の表面のエネメル質の内側にある象牙質が露出することが原因。強くブラッシングをしていると歯ぐきが下がって象牙質が露出し、知覚過敏になりやすくなります。知覚過敏で歯科医院へ行っても問題ありませんが、正しいブラッシングをすれば治ることが多いので、まずブラッシング法の改善を」

A.専用器具で歯周ポケットの歯垢を除去して治療をします
「歯周病は歯垢を除去すれば改善するので、歯科医院では専用の器具を使って歯周ポケット内の歯垢を取り除きます。これで軽~中程度の歯周病は治ります。重症の場合は、手術で歯ぐきを切って歯垢を取り除くケースもあります。ただ、いずれにしろ、毎日のブラッシングがきちんとできていなければすぐに再発するので、正しいブラッシングをすることが治療の基本です」

A.歯ぐき移植で治せるけれど歯周病が原因なら困難
「下がった歯ぐきの対策には歯ぐきの移植手術があります。ただ、歯の矯正によって歯ぐきが下がった場合は移植手術で改善しやすいですが、歯周病が原因の場合は歯ぐきが骨とともに下がるため、移植手術でも元の状態には戻せません。移植手術は歯科医院で行っているところがあるので、気になる人は相談を」

A.朝と夜の1日に2回磨けば十分です
「歯磨きは朝晩の1日2回で十分です。歯にトラブルを抱えていない人なら2日に1回の歯磨きでも、歯垢が歯ぐきに影響を及ぼすことがないという報告があるので、過度に磨く必要はありません。とはいえ口の中がネバつくなどの不快感が出るので、1日2回磨くのが適度だと思います。口臭が気になるなら、就寝前に舌ブラシで舌の汚れを除去するケアを加えましょう」

イラストレーション/雨月 衣 佐藤由実(藤村雅史デザイン事務所) 取材・文/和田美穂

最終更新:2/1(土) 19:03
集英社ハピプラニュース

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