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【遠距離介護】新幹線、飛行機、実家に帰る交通費を節約する方法

2/4(火) 15:03配信

サライ.jp

取材・文/坂口鈴香

「親の終の棲家をどう選ぶ? 認知症になった母」
「同 東京に戻ると冷静になれる――遠距離介護を成功させるコツ」
で遠距離介護の事例を紹介した。

仕事や育児をしながら、遠距離介護をするのは、心身のみならず交通費の負担も大きい。冒頭の記事に登場した上野さんは、東京・静岡間をクルマで往復し、ガソリン代や高速代は、父親のカードを使用している。介護にかかる費用は親のお金で、というのは理想ではあるが、それが叶わない子世代も少なくない。

少しでも交通費や心身の負担を減らすために、遠距離介護をしている人がどんな交通手段を選択し、交通費を節約するためにどんな工夫をしているのか、話を聞いた。

■航空会社の介護割引制度

飛行機を使って帰省する人のために、介護割引制度があることはご存知だろうか。各航空会社では、「介護帰省割引」「介護割引」などという名称で割引制度を設定している。介護割引を利用できる座席数は、便ごとに限りがあり、便によっては設定のないこともあるが、予約便の変更は可能だ。またピーク期と通常期で運賃が異なる。利用するには、航空会社ごとに適用条件があり、必要書類を用意して事前登録する必要がある。

介護の有無にかかわらず、LCCが就航している区間なら、LCCを利用した方が安い場合が多い。一般の航空会社でも早期購入割引があるので、あらかじめ帰省の予定日が決まっていればかなり安く利用できる。

東京と実母が住む福岡を往復しているHさんは、航空会社の株主優待券を金券ショップで購入し、利用している。

「LCCだと変更がきかないし、運航本数が少ないので、機材の関係で1便遅れると次も遅れるというリスクがあります。それに座席も狭いし、LCCのターミナルまで遠いので、疲れてしまって……。若い人ならいいでしょうが、頻繁に長距離を移動する私にとっては、少しでも身体の負担は少ない方が助かります。また、早くから予定が決まっていれば、一般航空会社の早期購入割引が安いのですが、急に帰省しないといけないこともあります。株主優待券なら搭乗日直前でも、繁忙期でもお得な料金で予約できるので、最近はもっぱらこの方法です」

Hさんが言うように、介護をしていると突発的に帰省が必要なことも起こる。前もって予定がわかっているときと急遽帰省するとき、年末年始などの繁忙期というふうに時期や状況によって航空会社や航空券の種類を使い分けるのがいいようだ。念のため、介護割引の登録もしておくに越したことはないだろう。

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最終更新:2/4(火) 15:57
サライ.jp

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