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抑えから先発に転向した投手はどんな成績を残した?

2/5(水) 11:04配信

週刊ベースボールONLINE

 2019年オフに楽天の松井裕樹が「2020年シーズンは先発に転向する」と表明。入団当初は先発だった松井だが、2年目に抑えに転向すると安定した投球でセーブを積み重ね、これまで通算139セーブともはや不動の守護神に成長した。そんな松井がまさかの先発転向ということで驚いた人も多いだろう。では、過去にどんな選手が同じように抑えから先発に転向したのだろうか。

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通算112セーブの守護神が先発転向

●山口俊(ブルージェイズ)

 昨シーズンオフにMLBに移籍した山口俊は抑えから先発に転向した選手だ。横浜(現DeNA)4年目の2009年途中に抑えを任されると、その年は18セーブを挙げる活躍を見せた。翌年から本格的に抑えに起用され、通算112セーブとDeNAの守護神として君臨した。しかし、2014年に先発に転向。この年は8勝5敗と勝ち越し、2016年には規定投球回には届かなかったものの、11勝5敗の成績を残した。FAで移籍した巨人では2018年にノーヒットノーランも達成。2019年はリーグトップの15勝を挙げている。抑えでも先発でも成功した例といえるだろう。

FA移籍を機に先発に戻るも現在は苦戦

●涌井秀章(楽天)

 昨オフにロッテから楽天に移籍した涌井秀章も、西武時代の2012年に抑えに転向し、その後再び先発に戻った選手。抑えに回った2012年は不祥事により選手登録が一時的に無期限抹消されたが、それでもリーグ2位となる30セーブを記録した。2013年オフにロッテにFA移籍したタイミングで再び先発に戻り、2015年にはリーグ最多の15勝を記録。残念ながらこれ以降は失速し、先発転向後は48勝55敗と負けが先行してしまっている。

満を持しての先発復帰も……

●藤川球児(阪神)

 現役選手では、阪神の藤川球児も抑えから先発に転向した経験がある。もともと先発投手だったが、中継ぎ・抑えとして定着し、2007年には46セーブ、2011年には41セーブと圧巻の成績を残した。MLB、四国アイランドリーグを経て阪神に復帰した2016年に再び先発に。5試合に先発登板したものの1勝2敗と思ったような活躍ができず再び抑えに回ることになった。

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最終更新:2/5(水) 12:10
週刊ベースボールONLINE

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