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ヤマビルは釣りのエサにできる? ヒルに関する小学生的実験&雑学

2/5(水) 8:20配信

YAMAKEI ONLINE(ヤマケイオンライン)

鈴鹿の山々をフィールドに研究を続ける「子どもヤマビル研究会」。子どもたちの好奇心そのままに楽しい実験をいろいろしていますが、今回は小学生らしい小ネタを一挙に公開したいと思います。

これがヒルの卵塊! まるで真珠のように美しい!

●実験1:ストッキングは、ヒル対策になるのか?

ヤマビルに有効な手段にストッキングが挙げられますが、実際にはどのくらい有効なのでしょうか? これを実験するため、女性用のストッキングを腕にはめて、ヒルをつけてみました。

するとヒルは、何とか中に潜り込もうとしますが、網目の方が細かく、入り込めません。最近のストッキングの生地は二重構造になっていて、生まれたての8mmくらいのヒルでも、なかなか入り込めません。

ただし、くるぶし付近の「生地のつなぎ目」あたりは、目が粗くなり、そこから侵入されたケースはありました。あとは、ストッキングのゴムの部分から入り込んだこともあります。ストッキングは完ぺきではないですが、かなりの抑止効果はある、と言えるでしょう。

ちなみに、1mmの網戸の網目では、ヒルは口を入れて吸血してきました。

●実験2:塩は本当にヒルに効くのか?

昔から「ヒルには塩」とよく言われています。本当に塩はヒルに効果があるのか、調べてみます。

まず、ヒルに直接、塩を振りかけると、浸透圧によって体からどんどん水分を出してしまい、やがて黄色い体液を出すと動かなくなります。その個体を水で洗っても、生き返ることはありませんでした。

では、どのくらいの食塩水の濃さでヒルは死ぬのでしょうか。2%の食塩水、2.5%の食塩水、2.7%の食塩水にヒルを数匹ずつ入れました。すると、2%の食塩水からは、ヒルが大急ぎで飛び出してきました。2.5%になると底の方でうずくまって、やがて死にました。2.7%になると、すぐに体が硬直して動かなくなり死んでしまいます。食塩水の濃度はここが生存限界のようです。

なお、塩を足首につけていても、ヒルがそれに触れた時には効果がありますが、近寄らせないための「忌避剤」にはなりません。また、水にぬれると薄まってしまい、効果も持続しません。

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