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名医ランキング「がん治療トップ6人」の共通点

2/7(金) 15:15配信

プレジデントオンライン

できれば医者には頼りたくない。しかし、がんになったら話は別。でも、たらい回しにされたくない。最初から最強の医師に会う方法を『国民のための名医ランキング』の桜の花出版編集部が語る。これを指針に自分に合った名医を探そう。

■最初から名医にかかる重要性

 誰でも「自分や家族が病気になったら、誰に治療してもらうか」という決断を迫られるときがきます。患者は、命にかかわる病気を宣告されたとき、どの医者にかかればいいか、すぐに決めなければならない現実に直面します。時に、主治医や手術を今日中にも決めなければならないという切迫した状態にも置かれます。

 こうした待ったなしの状況に立ったときにどうすればいいか、自分にとって最善の医師をすぐに選べるようにしたい、そんな願いから、われわれ桜の花出版は『国民のための名医ランキング』を刊行しました。

 本書は、医師をランキングする画期的な試みです。患者視点の本であり、掲載する医師は臨床・治療の第一線にいることを条件としています。

 調査・取材してわかったことは、とにかく最初から名医にかかるということの重要さです。救急でない限り、「近い病院だから」「症状が軽いから」という理由で何となく病院や医師を選ぶのは要注意です。

 軽い気持ちで検査をして患者はその悪い結果に驚き、あっという間に手術日が決まり、入院となる場合があります。「別の治療法がないのか、ほかの医師の意見も知りたい。納得するまで説明を聞きたい」と思っても、病気に対する不安と焦りで流されるままになる場合が多いのです。それでも良い医師・病院に恵まれたら幸運ですが、1度入院すると他病院への転院は非常に困難になります。

■医師を選ぶことは自分の人生を選ぶこと

 病院を決めること、担当医師や治療法を決めるということを軽く考えてはいけません。これは手術だけに限ったことではなく、生活習慣病など慢性的な病気も同様です。最初の一歩をどう踏み出すかが極めて重要です。医師を選ぶことは自分の人生を選ぶことに直結するからです。

 名医ランキングの調査は、医師への直接取材、推薦、医師間の相互評価、患者からの情報などから総合的に判断しました。各分野の名医とされている医師にアンケートを依頼し、なるべく客観的に比較できるようなデータを出していただくことをお願いしました。多くの医師が情報を公開し協力してくれています。とはいえ、医師の技量を測る客観的データといっても複雑で、横断的に比較できるような統一された基準もなく、その公開方法も一律ではありません。

 外科手術については、高難度手術と通常の手術実績は一律に比較できませんし、患者の容体によって治療成績が異なるのは当然。一般内科では、何をもって治癒・寛解とするかを定義すること自体が困難です。

 こうした名医を探す作業を通じて、有名な医師の情報を集めるのは簡単でも、その中から本当の名医を選ぶことは、実に難しいと痛感しました。しかし、誰もが理解している1つの事実があります。医師の技量の比較方法は困難ですが、「各医師によって治療の結果は明らかに違う」ということです。ただ、その客観的な比較方法がはっきりとしないだけです。どのような基準をもって名医というかの判断は大変難しいですが、医師も自身や家族が病気になったときには医師間のネットワークを駆使して名医を探しています。それが実態であるということです。

 治療法の選択も大変重要です。患者は誰も手術を望んでいません。できれば切りたくないのは当然です。

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最終更新:2/7(金) 15:15
プレジデントオンライン

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