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雑談が「面白い人」「つまらない人」の決定的な差

2/8(土) 5:35配信

東洋経済オンライン

突然ですが、「雑談のおもしろさ」は何が決め手になるのでしょうか?  「話の内容」「口のうまさ」……いろいろな意見があると思いますが、放送作家で即興力(インプロ)養成講師としても活躍する渡辺龍太氏によれば、「相手と無理なく楽しく話すことができれば、話の内容や口のうまさに関係なく、会話は盛り上がる」と言います。そこで今回は、「雑談がつまらない人がやりがちなNG行動」について、渡辺氏著『雑談がおもしろい人、つまらない人』から解説します。

 雑談の意義を、「価値ある情報のやり取り」だと思っていると、雑談は決して盛り上がりません。それどころか、面倒なやつと思われてしまうことがあります。

 次のやり取りを見てください。

A 「食器洗いって、めんどくさいよね」
B 「だったら、食器洗い機が便利だよ」
A 「え?  でもキッチン狭いし、値段も高そうだし、それは無理かな」
B 「最近は小さいのもあるし、数万円で買えるタイプもあるよ」
A 「でも、私の家マンションだから、音がうるさいと困るな」

B 「そんなにうるさくないよ。じゃあ、紙のお皿と割り箸を使えば?  これで解決!」
A 「いやいや、お金かかりそうだし、食事しても味気ないじゃん。ゴミも増えるし」
B 「うーん、じゃあAさんにとって、何がよりいいソリューションなんだろうな?」
A 「ソリューション……?」
 この場合、AさんとBさんの間には、雑談に対する完全な認識の違いがあります。Aさんは、単純に「食器洗いがめんどくさいね」という話をして、「そうだね!」とか、「わかる!  その気持ち!」と言われて感情を共有し、お互いのキャラクターを認め合いたいのです。

 一方、Bさんは「食器洗いがめんどくさい」という問題に対する解決策を示そうとしています。つまり、この話題に対して、最終的にどうするべきかという「結論」を出そうとしているのです。

 確かに、文字通りの意味に捉えればその通りなのですが、Aさんのつれない反応を見るに、「ありがた迷惑」であることは明白です。一般的に、男性は結論を出そうとする人が多く、ただ共感して、自分というキャラクターの思考パターンを理解し、認めてほしいだけの女性と会話が嚙み合わないなどと言いますが、まさにこの例のパターンといえるでしょう。

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最終更新:2/8(土) 5:35
東洋経済オンライン

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