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馬鹿ブス貧乏なあなたはどう生きるべきか 女性名誉教授の解

2/9(日) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 異色の自己啓発本である。人気コラムニストのジェーン・スーさんが、帯に「自己憐憫に唾棄したい人向け」と警告コメントを寄せている。『馬鹿ブス貧乏で生きるしかないあなたに愛をこめて書いたので読んでください』(KKベストセラーズ)を上梓したのは、福山市立大学名誉教授の藤森かよこさん。自分の低スペックを何とかしたくて、自己啓発本を読み漁った挙句、低スペック向け女子の自己啓発本がないと気付いたという。「輝かしき幼年期も青年期も中年期もなかった。すべてが悪戦苦闘だった」藤森さんが伝えたい、これからの時代を生き抜くサバイバル術とは?

【写真】何のために仕事するか

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■理想の人にめぐりあわなくても幸せになれる

──「顔やスタイルで食っていけない」「一を聞いて一を知るのが精一杯」「賃金労働をしてぎりぎり食べていける」、そんな人向けに本を書かれた経緯を教えてください。

藤森:世の中の自己啓発書を読み漁ったんですが、私にとっては、誰がこんなことを実践できるんだろうと思う本がいっぱいあったんです。私はフェミニストですから、例えば上野千鶴子先生の本も読んでいますが、教えられることは多いものの、実践できそうなことがない。複数の方法で稼ぐ「マルチプル・インカム」を提言されていますが、そんな器用なことはできそうにないし、女性同士が助け合う「共助け」のネットワークを構築するよう推奨されていますが、私はあまり他人があてにできないし、他人の時間泥棒をしたくない……。

 私は2017年3月に、体調などの問題で、定年退職を一年早めて退職しました。ようやく時間もできた今、そして元気なうちに、低スペック向け女子の自己啓発書がないなら、自分で書いてみようと。とはいえ、おびただしい数の本が出版されている現状を見ると、中途半端な私のような人間が書く意味があるかと迷いました。が、夫ががんになったこともあり、収入の道を探る必要にも迫られて、書くことにしました。

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最終更新:2/9(日) 7:37
NEWS ポストセブン

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