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武蔵小杉のタワマン住民が川崎市に水害対策要望書、その是非

2/11(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 2019年10月の大型台風により浸水被害に遭った武蔵小杉(神奈川県川崎市)のタワーマンション。現在も一部のタワマンでは、地下にある機械式駐車場が故障したままの状態が続くなど、完全復旧には至っていないという。そんな中、同エリアのタワマンが管理組合の連名で川崎市に水害対策を求める要望書を出したが、住宅ジャーナリストの榊淳司氏は、こうしたタワマン住民の行動や要望書の内容に疑問を呈する。その理由とは?

【別写真】武蔵小杉のタワーマンション群

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 昨年10月に襲来した台風19号によって、とりわけ関東から甲信越、東北地方には大きな被害がもたらされた。住宅の全壊は全国で3225棟、半壊は2万8881棟に及んでいる。

 そんな中、神奈川県川崎市の武蔵小杉周辺でも内水氾濫で道路が冠水。2棟のタワーマンションで浸水被害が生じた。

 中でも駅前エリアにある47階建ての1棟は、地下3階に設けられていた電気室が冠水。建物への電力供給が途絶した。エレベーターがまったく使えなくなったのはもちろん、汚水を排出するポンプも動かなくなった。つまりは、各住戸でトイレが使えなくなったのである。

 このマンション、いまだに完全には復旧していないと伝えられている。実際に今、どういう状況なのかよく分からない。なぜ分からないのか?

 台風通過直後、武蔵小杉駅周辺のタワマンに浸水被害が出たらしいという情報はネット上で瞬く間に拡散した。真偽の程はともかくとして「汚水が室内に逆流した」的な情報などが入り乱れた。

 当然、多くのメディアが注目して取材に駆けつける。しかし、この47階建てのタワマン管理組合は住民に厳重な「かん口令」を発するとともに、メディアからの一切の取材を拒否した。

 武蔵小杉のタワマンの多くは敷地の一部が公開空地になっている。マンション外の人が利用したり通行したりすることを拒まないのが基本。しかし、このマンションでは被害直後、住民以外の人間が公開空地に入ることさえ拒絶したという。

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最終更新:2/11(火) 7:38
NEWS ポストセブン

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