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神田松之丞改め伯山 美人講談師が語る「兄さん」の魅力

2/11(火) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 講談師の神田松之丞改め神田伯山(はくざん、36)の真打ち昇進・襲名披露興行が、11日の東京・新宿末廣亭の夜席を皮切りに1か月間行われる。『松之丞カレンの反省だ!』(テレビ朝日系)、『問わず語りの松之丞』(TBSラジオ系)など数多くのメディアで活躍する伯山の襲名イベントは世の注目度が高く、講談人気がさらに盛り上がることは必至だ。そこで講談界きっての美人講談師として人気の一龍斎貞鏡さん(34)に、「講談の魅力」を聞いてみた──。

【写真】美人講談師・一龍斎貞鏡さんが語る

 父が八代目一龍斎貞山、祖父が七代目一龍斎貞山という講談一家に育ち、2008年1月に入門した貞鏡さん。現在は講談師の身分「見習い・前座・二ツ目・真打ち」のうち二ツ目の彼女に、まずは「講談とは何か」を解説してもらおう。

「講談は史実にまつわる読み物を起承転結に沿って語ってお聞かせする芸能です。講談師は史実をベースにフィクションを織り交ぜて、針を棒のように誇張をして盛りまくり、さも自分が見てきたかのように話します。しかも何人もの登場人物を演じ分けて、リズムや語気の強さ、日本語の美しさなどでお客様を魅了する。講談は言葉の力だけでお客様の心に響かせるんです」(貞鏡さん、以下「 」内同)

 同じく一人の話し手が何人も演じ分ける落語との違いは何だろうか。

「よく聞かれる質問ですが、落語は会話を重視して会話で成り立っていく芸能で、講談は会話だけでなく、話の中に地の文という説明文が入ります。見た目も違っていて、東京の落語家さんはお座布団の上に座り、扇子や手ぬぐいなどの所作を交えて話しますが、講談師は高座に置かれた釈台という小さな机の前に座り、釈台を張扇でパンパンと叩きながらお話をします」

 江戸時代の辻講釈をルーツとする講談は江戸末期から明治中期にかけて全盛を極めた。400年の歴史を持つ講談の最大の魅力は何かと問うと、貞鏡さんは「迫力、美しさとたくさんありますが、私はお話の面白さだと思います」と即答する。

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最終更新:2/11(火) 16:00
NEWS ポストセブン

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