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【試乗】アウディSQ2はダイナミックなレスポンスでドライバーの五感を刺激するスポーツSUV

2/11(火) 19:01配信

Webモーターマガジン

パワフルな超高回転型エンジンを搭載

手頃で扱いやすくオシャレなカジュアルコンパクトノノそんなQ2のイメージは吹き飛んだ。ダイレクトかつシャープなドライバビリティは、コンパクトSUVの走りの常識を覆す。華美な「スポーティ感」をアピールすることはない。さりげなく、けれど確かにモノ凄い。(Motor Magazine 2020年3月号より)

【写真】スタイリングの五面図やインパネ、ラゲッジルームなどを見る(全15枚)

アウディSQ2は恐ろしく刺激の強いコンパクトSUVである。なんといってもエンジンが凄い。排気量2Lから300psの最高出力を絞り出すのも凄いが、ターボエンジンながらレッドゾーンがなんと6800rpmから始まる超高回転型を実現。

回せば回すほどパワーとエキゾーストノイズが高まっていって、ドライバーの五感を刺激してくれるのである。しかもターボラグをまるで感じさせず、アクセルペダルを踏み込んだ直後からむしろ自然吸気エンジン並みのシャープな吹き上がりを堪能できるのだ。ちなみにヨーロッパで発表されたSQ2の0→100km/h加速はなんと4.8秒。最高速度は250km/hでスピードリミッターが作動するという。正真正銘のハイパフォーマンスカーだ。

このレスポンスのいいSQ2のエンジンの魅力を余すところなく引き出してくれるのが、7速DCTのSトロニックである。間にトルクコンバーターを挟むことなく歯車と歯車が噛み合って動力を伝えるために、スロットルペダルのすばやい動きも余すところなく駆動力に反映される。

とりわけアウディのSトロニックは、数あるDCTの中でも反応の早さとダイレクト感がピカイチ。シャープな吹き上がりのエンジンとの組み合わせは、まさに理想的と言える。しかもSQ2のサスペンションは、全高1520mmと決して低くないボディをしっかりと支えて無駄な動きを生み出さない。

おかげでハードコーナリングを試しても腰高感は皆無。正確なステアリングフィールがもたらすコーナリングはなかなか痛快だ。アウディが誇るフルタイム4WD「クワトロ」のおかげで、高速走行時のスタビリティも優れていた。

さらにSUVらしく、天地方向に余裕があるために着座姿勢はアップライト気味に設定されており、長距離ドライブでも疲れにくい。ラゲッジルームはフロアが低いことも手伝ってたっぷりとした容量を誇る。こうした巧みなパッケージもSQ2の魅力として挙げておきたい。

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最終更新:2/11(火) 19:01
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