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楢崎智亜と野口啓代、好成績も表情に明暗。 新たな弱点も見つかった

2/11(火) 6:10配信

webスポルティーバ

最高の結果は手にできなかったものの、今夏の大団円に向けての期待値は高まるパフォーマンスだったと言えるだろう。

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 スポーツクライミングのシーズン幕開けを告げる『第15回ボルダリング・ジャパンカップ(BJC)』が、2月8日・9日に東京・駒沢で開催された。男子60選手、女子47選手が大会初日の予選に挑み、各カテゴリー上位20選手が翌日の準決勝に駒を進め、そこでの上位6選手がファイナルに臨んだ。

 男子を制したのは、大会前に「優勝を狙っています。この大会に合わせて調整してきました」と宣言した原田海。2018年の世界選手権ボルダリング王者の原田が国内最高峰のタイトルを初めて手にした。

 女子は伊藤ふたばが2017年大会以来2度目の戴冠。決勝第4課題のTOPホールドを両手でしっかりと掴んで完登を決めると、大輪の笑顔を咲かせた。

 東京五輪の日本代表選考方法は、国内協会と国際協会の間に解釈の齟齬(そご)が生じて、現在もCAS(国際スポーツ裁判所)の裁定を待つ状況にある。そうしたなか、"もう1枠"を目指す選手たちは、目の前にある大会にだけ集中して臨んでいることを印象づけた。

一方、すでに昨夏の世界選手権で五輪内定を決めている楢崎智亜と野口啓代は、それぞれ2位。五輪イヤー最初の大会で好スタートを切ったが、大会後の表情は対照的だった。それでも、両選手にとって今シーズン最大の目標である東京五輪に向けては、実り多いものになったようだ。

「最後のBJCなので楽しみたい。いろいろな思い出が詰まっている大会なので、優勝して終わりたいし、今までよりもいい内容にしたい」

 大会前日会見で12度目の優勝へ意欲を見せていた野口は、試合後は報道陣の質問の答えに「悔しい」の言葉を何度も発した。それは、内容に手応えを感じていたからこそだろう。

「優勝できなくて、めちゃくちゃ悔しいです。決勝課題は4本中3本を完登できて、自分が登れた3本のパフォーマンスはよかったし、集中力だったり、1トライ目でしっかり登り切る能力だったりは出せた。それだけに悔しいです」

 野口の最大の持ち味は、ホールドを掴む指の保持力の強さにある。どんな傾斜の壁であっても、指で持てるホールドがついていれば、そこを起点にして登っていく。

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最終更新:2/11(火) 6:10
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