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問題解決力、思考力、説得力が高まる。ビジネスを数字で考える3つのメリット

2/12(水) 6:31配信

ライフハッカー[日本版]

『徹底的に数字で考える。』(深沢真太郎 著、フォレスト出版)は、数学的なビジネスパーソンを育成する「ビジネス数学」を提唱し、のべ1万人以上を指導してきた「ビジネス数学教育家」の新刊。

本書を通じ、「数字で考える」ことを習慣にしてほしいと考えているそうで、そのメリットとしては次のようなことが挙げられるといいます。

・いまあなたの目の前にある問題を解決できる可能性が高まる

・いわゆる論理的思考力が飛躍的に高まる

・プレゼンテーションに説得力や信頼感が生まれる

・上司や部下、あるいはお客様など、相手を動かす力が手に入る

・思い込みで間違った判断をする可能性が激減する

・仕事の生産性やスピードが飛躍的に上がる

(「はじめに」より)

今後、より数字で考える力が必要とされるようになるのは、「ファクトフルネス」というデータで世界を正しく読む時代になったからなのだとか。

ファクトフルネスとは、事実に基づいて物事を判断しようという考え方。

そのためには徹底的に数字で考えることが大切で、それこそがファクトフルネスの時代に必要な唯一の思考法だというのです。

しかし、そもそも「数字で考える」ことができるようになると、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?

第1 章のなかから、その答えを探し出してみたいと思います。

問題解決力が高まる

たとえば、自社が次のような問題を抱えていたとしましょう。

A 売上を1億円達成するために広告宣伝費はいくら必要か。

B 来年の新卒採用者数は何名が妥当か。

C どうすれば新規事業の売り上げが伸びるか。

(19ページより)

ビジネスパーソンであれば、こうした諸問題と日常的に向き合い、解決のために尽力しているはずです。

そこで注目したいのは、問題解決するという行為は大きく2つに分解できると著者が主張している点。

① 問題を作る

② 解決する

(20ページより)

というように。つまり、問題解決とは次のようにできているというのです。

問題解決する(100%)=問題を作る(50%)+解決する(50%) (20ページより)

問題解決する仕事のうち「解決する」仕事が50%にすぎないのは、残り50%の「問題を作る」仕事があるから。

つまり問題の半分は、「問題になっていない問題」だということ。

先述したA、B、Cの問題でいえば、C「どうすれば新規事業の売り上げが伸びるか」だけは性質が異なります。

AとBは数値を求めることがはっきりしている問題ですが、Cは具体的な数値ではなく、「どうすればいいか?」という明確な答えのない問題。

しかし実際のビジネスで必要になる問題解決は、Cのパターンが圧倒的に多いはず。

そして、こうした「具体的な答えを出す問題として未完成なもの」を前にした際にすべきは、「解決する問題をもっと具体化」すること。

Cのテーマでいえば、売り上げが伸びない原因が「客数」にあるのか「価格設定」にあるのかなどを具体化し、把握することが必要。

仮に客数が少ないことが原因なら、どうやって、どれくらい増やすのかを定め、客数を増やす方法を実行することが求められるわけです。

このように数字で考えるという行為は、曖昧な状態から具体的な問題をつくり、解決することに役立つというのです。(19ページより)

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最終更新:2/12(水) 6:31
ライフハッカー[日本版]

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