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マークシート問題 当てずっぽうで「正解率」を上げる攻略法

2/12(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

【問題3】の場合、選択肢を1つ増やすと、回答の種類は、2の4乗から1を引いて、15通りとなる。もちろんこれで難易度は上がる(当てずっぽうの正解確率は14%から7%に半減)のだが、これとは別のやり方もある。

 問題文に、つぎの一文を加えるのだ。「ただし、(a)~(c)のいずれも春の星座でない場合は、『なし』と答えなさい」

 このただし書きは、「選択肢のいずれも春の星座ではないかもしれない」と、受験者に揺さぶりをかけている。受験者としては、“わざわざただし書きをするくらいだから、『なし』が正解の可能性も捨てきれないのでは?”と考えることになるだろう。

 回答の種類は、1つ増えて8種類となり、当てずっぽうの場合は、13%の正解確率となる。しかし、このただし書きには、それ以上に、心理的な内容が含まれている。ただし書きの裏に、「簡単には正解させないぞ」という出題者の冷酷さが垣間見えるからだ。

◆断片的な知識でも正解確率を上げられる方法

 それでは、受験者の側からみて、選択式の問題にはどう対応したらよいか。もちろん、とにかく勉強をして知識を身に付けることに越したことはないが、完璧な知識がなければ試験で役に立たないというわけではない。断片的でもいいから、正確な知識があれば、その分、当てずっぽうの正解確率を上げることができる。

 たとえば、【問題1】で、(c)のペガスス座が春の星座ではないと知っていれば、残りの選択肢は2つ。当てずっぽうでも、50%の確率で正解できる。【問題2】でも、(c)のカシオペア座が秋の星座だとわかれば、残りは春と夏だけだから、やはり回答の種類は2通り。当てずっぽうでも、50%の確率で正解できる。

 【問題3】では、(c)のうしかい座が春の星座とわかれば、残りの回答の種類は4通り。当てずっぽうの正解確率は、14%から25%に高まる。

 このように、完璧な知識はなくても、当てずっぽうの正解確率は高められる。試験のときに、いちいち正解確率を計算している暇はないだろうが、選択式問題では、勉強で身に付けた知識は断片的にでも生かせるのだ。

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最終更新:2/12(水) 7:00
NEWS ポストセブン

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