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「クレンジング市場」が売上げ好調!毛穴ケアの需要をつかんだ

2/12(水) 5:00配信

商業界オンライン

バームタイプが主力級に成長する可能性

  2019年の化粧品の推計市場規模は1兆4069億円、前年比101%だった(図表(1)、インテージ全国女性消費者パネル調査〈SLI〉調べ)。

 国内に在住する15~69歳の女性個人の購買データからの推計。9月に増税前の駆け込みによる購買が発生し、10月~12月はその反動が生じやや低迷していたが、年計では前年から若干のプラス。市場の約7割を占める基礎化粧品も9468億円、同102%とプラスになった。

 基礎化粧品の中で、2019年に好調だったカテゴリーがクレンジング。前年比105%とパックに次いで高い伸びとなったが、中でも毛穴ケア効果のあるアイテムが絶好調で、毎年10%前後で伸長しており、この5年で約1.6倍になっている(図表(2))。

図表(1) 基礎化粧品カテゴリー別市場規模推移※1

図表(2) 毛穴ケアクレンジング市場規模推移

 毛穴ケアクレンジングの形状構成比を見ると、2015年では約7割を占めていたオイルが縮小し、現在ではオイル、ジェル、バームの3タイプに分散していることが分かる(図表(3))。

 特に2019年はバームの構成比が8%から16%と2倍に拡大。バームは手に取ったときは固形状だが、肌になじませると溶けてオイルのようになる使用感が特徴で、洗浄力も高いと注目を集めている。加えて、溶けて肌に密着することで保湿効果もあることから、しっかりメイクオフしつつ、潤いをキープできるところに消費者は魅力を感じているのではないかと推測できる。

 ジェルタイプも2016年に急拡大して以来、シェアを堅持。形状だけで効果が訴求できるわけではないが、バームタイプも今後の新商品や展開の仕方次第では、主力級に成長できる可能性もあるといえるだろう。

図表(3) 毛穴ケアクレンジング形状別構成比

肌の悩みナンバーワンは「毛穴が気になる」こと

 毛穴ケアクレンジング購入者のメイン層は30~40代だが、毛穴ケア以外のクレジングと比較すると、20~30代の構成比が高い(図表(4))。SLI対象者に実施した2019年意識調査では、20~30代女性の肌悩みのナンバーワンは「毛穴が気になる」で、毛穴ケアの需要が高いことが分かった。

 そのため、毛穴ケアクレンジング購入者のうち、約6割の人がクレンジング以外でも毛穴ケア訴求の商品を買っている(図表(5))。特にクレンジング後に使う洗顔クリームの購入率が高く、洗浄や保湿といったメイン機能に加えて、毛穴ケアを行えるところに期待していることも考えられる。また、「1つのアイテムでは満足のいくケアが完了しない」「理想の肌にならない」などのために複数のアイテムが必要なのかもしれない。

図表(4) クレンジング購入者 年代構成比

図表(5) 毛穴ケアクレンジング購入者における毛穴ケアアイテム購入率

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最終更新:2/12(水) 5:00
商業界オンライン

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