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さらば、BlackBerry。2020年夏で(今度こそ)販売終了へ

2/12(水) 12:13配信

WIRED.jp

「BlackBerry(ブラックベリー)」が、またしても携帯電話の事業から撤退しようとしている。2016年にBlackBerryがスマートフォン事業から撤退したことを覚えている人もいるかもしれない。だが、のちに中国メーカーのTCLとライセンス契約を結び、TCLが「BlackBerry」というブランド名を使用することになった。

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こうしてTCLは、「BlackBerry」ブランドの製品を大量に市場に投入した。QWERTY配列のハードウェアキーボードを備えたBlackBerryらしい機種だけでなく、既存のTCL製スマートフォンの名称を変えただけの安易なモデルもあった。

しかしどうやら、TCLによるブラックベリー再生計画はうまくいかなかったようだ。TCLもまた、BlackBerryブランドの利用を打ち切ろうとしているからだ。

TCLがライセンス契約を解消

BlackBerryブランドの携帯電話を展開するBlackBerry Mobileは2月4日、あるメッセージをTwitterで投稿した。友好的な表現ではあったが、要するに提携関係の解消を告げる内容だった。

TCLが結んでいるBlackBerryのライセンス契約は2020年8月31日で終了し、それ以降は両社が違う道を進むという。ライセンス契約の終了後、TCLは「BlackBerry端末の設計、製造、販売に関するすべての権利を失う」ことになるが、過去に販売した端末のサポートは22年8月31日まで継続する。

いまのところ、ブランドを引き継ぐメーカーは出てきていない。つまり「BlackBerry」と名が付く携帯電話は、これで市場から完全に姿を消してしまうようだ。

スマートフォンメーカーがゆっくりと市場から姿を消していくさまを、これまで何度も目にしてきた。しかし今回のようにライセンス契約の終了となると、これまでとは違った姿の消し方になるだろう。つまり、一気に断ち切ったように製品が消えることになるのだ。

TCL製のBlackBerryに在庫があったらどうなるのだろう。砂漠にでも穴を掘って埋めるのだろうか。

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最終更新:2/12(水) 12:13
WIRED.jp

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