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【アカデミー賞2020】4冠達成の『パラサイト』から受賞セレブのスピーチまで、ハイライトをピックアップ【SPURセレブ通信】

2/12(水) 20:05配信

集英社ハピプラニュース

2020年2月9日(現地時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催された第92回アカデミー賞授賞式。スポットライトを浴びたのは、国際長編映画賞、監督賞、脚色賞、そして作品賞と最多4部門を受賞した『パラサイト 半地下の家族』。アジア映画で作品賞受賞は初の快挙となり、「アカデミー賞の歴史が動いた」というヘッドラインが世界中のメディアを駆け巡った。

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また主要賞である男優賞&女優賞部門では、ホアキン・フェニックス(45)、ブラッド・ピット(55)、ローラ・ダーン(53)などのベテラン勢がオスカーを初受賞! 主演女優賞のレネー・ゼルウィガー(50)は2度目のオスカー受賞という偉業を達成した。

アジアンパワーが歴史を動かし「歴代最高」と呼び名高いアカデミー賞2020。ここでは受賞作品や受賞スピーチ、日本人として初のパフォーマンスに参加した松たか子(42)のステージまで、アカデミー賞で注目すべきハイライトをお届け!

歴史的快挙! 『パラサイト 半地下の家族』が最多4冠を受賞

ソウルの半地下に暮らす家族が、裕福な家庭にパラサイト(寄生)していくなかで起こる事件を描いた本作。今年5月に第72回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞、そして第92回アカデミー賞では作品賞、監督賞、国際長編映画賞、脚色賞の4部門を制した。

アジア映画が作品賞に選ばれたのは初の快挙、さらにパルムドールとアカデミー賞のダブル受賞は64年ぶり! 作品賞が呼ばれると、ポン・ジュノ監督(50)やキャスト陣など制作に携わった人々がステージに登壇し、喜びを分かち合った。

感極まる。オスカーを手にした男たちの受賞スピーチ

■ポン・ジュノ監督/『パラサイト 半地下の家族』
前述のとおり、今年のアカデミー賞最多となる4部門を受賞したポン・ジュノ監督(50)。なかでもスタンディングオベーションが起きたのが、監督賞を受賞した際のスピーチ。

ステージに立つなり、「さきほど国際長編映画賞を受賞したときに、今日の仕事は終わったとリラックスしていたんです」と笑いを誘った監督。

続けて「本当にありがとうございます。私が映画の勉強をしていたときに読んだ本のなかで、今でも大切にしている言葉があります。“最も個人的なことは、最もクリエイティブなことだ”という言葉です。私は彼の映画を見て勉強したんです」と、共にノミネートされていたマーティン・スコセッシ監督(77)の言葉を引用し敬意を示すと、観客からは大きな声援が送られた。

■ホアキン・フェニックス/『ジョーカー』
過去に3度ノミネートした経歴を持つホアキン。“悪のカリスマ”『ジョーカー』を熱演し、主演男優賞の最有力候補という前評判の通り、初のオスカーを受賞。

スピーチでは、「(演技という)表現方法は僕に素晴らしい人生を与えてくれた。もし演技がなかったら、僕自身はどうなっていたか分からない。だが、演技が僕たちにもたらしてくれた最大の贈り物は、声なきものたちへと使う機会だと思っている」と前置きし、「それは性差別や人種差別、LGBTQや民族、そして動物などの問題について話しています」と、2月3日に英国アカデミー賞授賞式でも触れた社会問題をまたも提起。

続けて「僕は長いこと、悪い男でした。自己中心的で意地悪だったし、一緒に働くのが難しい奴でした。この会場にいる多くの人が、僕にセカンドチャンスを与えてくれたことに感謝します。そういうときこそ、私たちが本領を発揮できるときだと思います。今こそお互いを助け合うときなのです」と熱弁。最後に、薬物により23歳の若さで亡くなった実兄リヴァー・フェニックスが手掛けた歌詞を引用し、「愛を持って人を助けよ。その末に平和がある」と締めくくった。

■ブラッド・ピット/『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
『それでも夜は明ける』(2013年)では共同で脚本賞に輝いたブラッドだが、俳優としてのオスカー受賞は初めて。名前が呼ばれると、共演者のレオナルド・ディカプリオ(45)やクエンティン・タランティーノ監督(56)とハグを交わし、ステージに駆け登った。

「驚いています。僕は過去を振り返るタイプではないけど、両親が『明日に向かって撃て!』(1969年)を観るためにドライブインシアターに連れて行ってくれたこと、車に大量の荷物を詰め込んで(ハリウッドに)引っ越したこと、ジーナ(デイヴィス・64)とリドリー(スコット・82)が僕に初めての役をくれたこと、これまでに出会った素晴らしい人たちのことを考えていました」と、先日の英国アカデミー賞では辛口のジョークを飛ばしたブラッドも、今回ばかりは真剣な表情でスピーチ。

さらに「この賞は、僕がやることすべてに影響を与えてくれる子どもたちに捧げます。君たちのことが大好きだよ」と、前妻アンジェリーナ・ジョリー(44)との子どもたちへ愛を発信。普段はプライベートについて明かさないブラッドの意外な発言が、さらなる感動を呼んだ。

日本人初のパフォーマンス! 世界9カ国の「エルサ」が大集合

歌曲賞にノミネートされていた『アナと雪の女王2』の主題歌、『イントゥ・ジ・アンノウン』のパフォーマンスが発表されたのは、アカデミー賞開催わずか3日前。リストには、エルサ役の日本語吹き替えを担当した松たか子(42)の名が!

当日のステージには米国版エルサ役のイディナ・メンゼル(48)をはじめ、世界9カ国でエルサ役を演じた女優陣が集結した。

パフォーマンスはイディナのソロで始まり、中盤から各国のエルサたちが登場。ペールトーンの淡いドレスに身を包んだ松は2番パートのトップバッターを日本語で熱唱し、その美声で観客を魅了した。

Photos:Getty Images

最終更新:2/12(水) 20:05
集英社ハピプラニュース

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