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ひきこもり息子が刺した、母親の交際相手に「妻と3人の子ども」の存在

2/12(水) 5:00配信

週刊女性PRIME

「あの部屋にそんな人が住んでいるとはねぇ。1回も顔を見たことがないんですよ。いったい何があったのか……」

【写真】被害者の佐野さんと、血しぶきを洗浄したばかりの殺害現場

 と愛知県稲沢市にあるマンションの住人は顔を曇らせる。

おびただしい血が飛び散る

 名古屋駅から電車で30分ほど。のどかなエリアで2月1日の夜、おぞましい事件が起きた。8時35分ごろ、

「外でもめている声が聞こえ、刺しているのが見える」

 とマンションの住人が110番通報。警察官が駆けつけると、会社員の佐野義人さんが1階と2階の階段の踊り場で血まみれになって倒れており、その交際相手で派遣会社社員の女性も包丁で顔などを刺されていた。

 現場にいた女性の息子で無職の林寿満容疑者が犯行を認めたため、殺人未遂の疑いで逮捕された(のちに殺人容疑も追加)。

 重傷を負った2人はすぐさま病院に搬送されたが、佐野さんは通報から1時間後に帰らぬ人に。解剖の結果、死因は出血性ショックだった─。

「現場はおびただしく血が飛び散り、流れ出ていて、想像を絶する光景だったようです。容疑者が逆上して執拗に複数か所を刺したのがわかりますが、ケガの状況からすると、佐野さんのほうにより強い殺意があったようです。

 トラブルの原因は容疑者が去年、仕事を辞めたことから、被害者2人が容疑者宅を訪ねてきて、仕事や将来のことを問いただされたことに腹を立てたようです。“無職をとがめられ、カッとなりやった”という趣旨の供述をしています」(社会部記者)

 林容疑者は母親が18歳のころに生まれ、現場からほど近い同県一宮市の公営住宅で育った。

 小学校に入るころ、そこから徒歩10分ほどのマンションに移って、少なくともこのころから母親とのふたり暮らしだったようだ。

 小学校の同級生は、

「細くて、背が高くて、浅黒くて、おとなしかった。足が速かった印象もありますが、目立つタイプではなかったですね。小学校のときは将棋クラブに入っていたようです」

 と語る。小学校の卒業文集では「将来の夢」と題して、

《オレは頭が悪いし、運動する事ぐらいしか……》

《オレの夢はイチローみたいな野球選手になる事》

 などと綴っていたが、中学校でも目立った存在ではなかったようだ。

「友達が多い感じではなかった。背が高くて足は速いけど、女子とはおしゃべりするタイプではなく、特に人気はなかったですね。

 影が薄かったですね。卒業アルバムの部活やクラスの集合写真にも写っていないので不登校ぎみだったのかもしれません」(中学校の同級生)

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最終更新:2/12(水) 17:15
週刊女性PRIME

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