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鍵山優真、四大陸で大健闘。「羽生選手と比べたら自分はまだまだ」

2/13(木) 5:45配信

webスポルティーバ

2月6日からソウルで開催された四大陸選手権。シニアの大会初出場で3位という鍵山優真の結果は快挙だった。

【写真】羽生結弦 グランプリファイナルエキシビション

 優勝した羽生結弦は、鍵山についてこう評価している。

「僕がこの大会で初出場して2位になったのは16歳の時でしたが、すでにシニアで戦っていたので、緊張感とかプログラムの長さにも慣れていました。でも彼はジュニアで戦っていてジュニアのエレメンツで練習をしているなか、こうやってシニアの舞台で戦えるというのはすごいなと思うし、カッコいいことだなと思っています」

 この大会、鍵山は挑戦者という意識しか持っていなかった。

「フリーはジュニアのプログラムにコレオシークエンスを入れるだけで、それほど苦労はなかったですが、ショートは4回転が入るか入らないかの違いがあるので、その調整は難しかった」と言う。

 鍵山はショートプログラム(SP)では、4回転トーループに最も自信を持てたため、全日本選手権とは違って苦手意識を持っていたトリプルアクセルを2番目にして、冒頭に4回転トーループを入れる構成にした。

 本番ではその前半のジャンプを3.26点と2.63点の加点をもらうジャンプにし、スピード感あふれるのびのびとした滑り。後半の連続ジャンプの3回転ルッツはエッジが不明瞭と判定されたがGOE(出来ばえ点)で減点されることなく、ノーミスで自己最高の91.61点を獲得した。

「終わったあとは89点くらいかなと思っていました。80点台と90点台はぜんぜん違うし、なかなか乗り越えられない壁だと思っていたので、得点を見た時は『こんなにも出るんだ』と驚きました。でも羽生選手は(過去に今回の自分と)同じジャンプ構成でも100点近い点数を出していたので、そこを考えたらまだまだだなと思いました」

こう話す鍵山は、リンクの氷が硬く跳ねるということもあり「あまり力を入れずにリラックスした状態で跳ぶように心がけた」と、シニア顔負けの対応力も見せていた。

「こういう舞台でノーミスをできたのは、やっぱりリラックスしていたからだと思います。全日本はプレッシャーとかいろいろあって体が固まってしまっていましたが、今回はすごく落ち着いていたのがよかった。やっといい演技ができたと思いますが、もっと早くからそういうことを意識していればよかったと後悔しているし、悔しい気持ちもあります」

 鍵山は「今回は表彰台というよりも、今シーズンずっと達成できなかったショート、フリーともにノーミスをするという目標があるので、それを達成できるように頑張りたい。フリーは自分としては今季すごく自信を持っているので、2本ずつ入っている4回転とトリプルアクセルをしっかり決めて、笑顔で終われればいいなと思っています」と、力む様子もなかった。

 フリーでも、挑戦するという意識は変わらなかった。緊張もなく「このメンバーの中に自分も入って戦えるということがすごく楽しかった」と、あくまでポジティブだった。

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最終更新:2/13(木) 5:45
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