ここから本文です

堂安律の秘めたる闘志。 出場激減に「すべては自分が悪い」

2/13(木) 17:20配信

webスポルティーバ

ヴィレムⅡがPSVの本拠地アイントホーフェンで勝ったのは、35年以上も前の1983年9月3日までさかのぼる。だが、巷では「今回のブラバント・ダービーはヴィレムⅡのほうが本命かもしれない」とささやかれていた。

【動画】播戸竜二がキングカズの現在に迫る

 今年に入ってからヴィレムⅡは2勝1分と好調で、現在4位と大健闘を見せている。一方、5位のPSVはリーグ戦で2分け1敗。カップ戦でもラウンド・オブ16で敗退と、今年に入ってからまだ白星がなく、不振にあえいでいた。

 しかし、PSVはあっけなく3-0でブラバンド・ダービーを制した。中盤のコントローラーふたり(ヨリト・ヘンドリクスとパブロ・ロサリオ)の出来が悪かったのは今後の不安要素だが、ポジティブな材料のほうが多かった。

 長いこと懸念されていた左サイドバックのポジションには、この冬にミランから借り受けたリカルド・ロドリゲスが機能し、トップ下に抜擢したニュージーランド代表のライアン・トーマスも、チームに新たなエネルギーを加えていた。

「次の試合もメンバーを変える必要はなさそうだ」

アーネスト・ファーバー監督は試合後にそう語り、ヴィレムⅡ戦のシステムとメンバーをベースにチームの底上げを図っていく考えを示した。

 ファーバー監督によれば4-4-2だが、実際は4-4-1-1と捉えたほうが理解しやすいだろう。このシステムの肝は、トップ下に入ったトーマスだ。

 ビルドアップでは後方と前線をつなぐリンクマンになり、アタッキングゾーンではストライカーのサム・ラマースの周辺を衛星のように動き、パス・アンド・ゴーを繰り返しながら敵陣の嫌なところを突き続けた。

 ヴィレムⅡ戦でトーマスが決めた2点目は、パスを縦に出したあとにフリーランニングで抜け出し、味方からのリターンをスライディングシュートで決めたもの。彼の特徴が存分に出たゴールだった。トーマスが78分にベンチに戻る時には、盛大なスタンディングオベーションが贈られた。

 早くシステムを固めたいファーバー監督は、交代枠2枚を残したまま試合を終えようとした。だが、モハメド・イハターレンの負傷により、90分に堂安律がピッチに入った。

1/3ページ

最終更新:2/14(金) 10:07
webスポルティーバ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事