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高齢者向けプログラミング学習の現在 アプリ開発で収益化も

2/14(金) 7:00配信

マネーポストWEB

 今年度から小学校でプログラミング教育が必修になる。これまでの知識の詰め込みではなく、コンピューターを操るような論理的思考による“情報活用能力”を身につけるのが目的だ。日本は子供のパソコン所有率、利用率でも諸外国から大きく遅れを取っているというから、今急ピッチで推進中というわけだ。

 そんな中、高齢者向けのプログラミング学習も注目され始めている。高齢化時代を生き生きと生きるための新たなスキルになりそうだ。

 高齢者のプログラミング学習を支援するシニアプログラミングネットワーク代表の小泉勝志郎さんに聞いた。小泉さんは、宮城県仙台市を拠点に、高齢者向けのプログラミング教育講座、コミュニティーの運営、ITでの地域活性化イベント等を展開。介護施設向けアプリ開発なども行っている。

困りごとを愚痴にせずアプリ開発の原動力に

 プログラミングとは、コンピューターが意図した作業を行うように指示をすること。身近なところではゲームや通信、生活ツールなど、パソコンやスマホで使えるアプリを作る作業もプログラミングだ。

 自分が思った通りのアプリを作り、世界中に向けてリリースすることもできる。収益や広告収入なども魅力だ。

「シニアがプログラミングをする意義は、大いにあると思います」と言う小泉さん。月1回、シニアのプログラミング学習を支援する『もくもく会』を開催している。

「アプリは人を楽しませたり、生活を便利にしたりするもの。新たなアプリを作ろうとすると“世の中で何が流行っているか”などと考えがちですが、実はそうではない。生活の中の切実な不便に“こんなのがあったら助かる!”という視点が大切なのです。

 その点、人生経験や生活感覚が豊かな高齢者は有利。不便にも事欠きません(笑い)。デジタル機器やアプリのユーザーの多くもどんどん高齢者になる。高齢者自身が困ることは、多くの高齢者も共感できるし、制作側になることで潜在的な需要の発掘にもなる。これは若い技術者がヒアリングなどから得る情報では、はるかに及びません。困りごとを悲観すればただの愚痴ですが、アプリ開発に生かせば創造の種になるのです」(小泉さん・以下同)

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最終更新:2/14(金) 7:00
マネーポストWEB

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