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新型コロナウイルスの影響で開催中止の「MWC」は、その存在感を維持できるか?

2/14(金) 12:13配信

WIRED.jp

世界最大のモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス(MWC)」には毎年、テクノロジー企業から通信事業者、政府の代表者にいたるまで、約10万人がスペインのバルセロナに集う。だが、今年は違う。主催者である業界団体のGSMアソシエーション(GSMA)が2月12日(米国時間)、今年の開催を中止すると発表したのだ。新型コロナウイルスの影響が、ここにも及んだ格好である。

世界と新型コロナウイルスとの闘いにある「ウイルス以外の懸念」

「GSMAは『MWCバルセロナ 2020』の中止を決定しました。コロナウイルスのアウトブレイク(集団感染)や旅行に関する懸念、その他の状況が世界的に憂慮されており、GSMAがこのイヴェントを開催することは不可能になりました」と、GSMAは説明している。

広がる新型コロナウイルスの影響

MWCの中止は、新型コロナウイルスからテクノロジー業界が受けた最新の打撃と言える。『Nikkei Asian Review』の2月8日の報道によると、受託生産大手である鴻海精密工業の子会社フォックスコンの工場再開を中国政府が差し止めているという。これにより、アップル、アマゾン、ファーウェイ(華為技術)をはじめとする数社のデヴァイスの製造に遅れが出る可能性がある。

世界保健機関(WHO)の最新の状況報告によると、全世界で45,000人を超える新型コロナウイルスの感染者が確認されている。中国国外の感染者は441人にとどまっているものの、24カ国で症例が見つかっている。死者は現時点で1,100人を超え、そのうち1人はフィリピン国内だった。

今年の「MWC 2020」では、業界全体が5Gへの移行に向けた通信事業者のネットワークのアップグレード競争に注目していた。一方で米国政府が、中国の通信大手であるファーウェイの製品の使用を禁止するよう各国政府に圧力をかけていた。こうしたなか、ファーウェイやモトローラ、OPPO(広東欧珀移動通信)、シャオミ(小米科技)、ZTE(中興通訊)といった中国企業が、MWCでは大きな存在感を示すとみられていた。

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最終更新:2/14(金) 12:13
WIRED.jp

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