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20年落ち中古フェラーリの修理費は高くない!? 運命の修理費は一桁マン円!(連載:29歳、フェラーリを買う)

2/14(金) 21:13配信

GQ JAPAN

『GQ JAPAN』の編集者・イナガキ(29歳)が、ひょんなことから中古のフェラーリを購入した! 勢いで買ってしまったフェラーリのある生活とは? 前回、ドアが開かなくなるトラブルを報告した(修理済み)が、今度はドアがロックされなくなったお話の後編。

【写真を見る】部品代より整備代が高価! 約7万円の修理詳細とは

修理完了! が、症状再発!?

ボクの「360モデナ」は、1月4日から鍵がかからなくなった。すぐにでも、修理したかったものの仕事が忙しく、フェラーリ横浜サービス・センターに持ち込んだのは1月11日になった。

約1週間、鍵があいたままの360モデナを駐車しておくのは気が気でなかった。近年、ソーシャルメディアなどで「愛車が盗まれました! 探してください」といった投稿がニュースで報じられるたびに、「なんてひどい話だ!」と、思っていたものの、まさか自分が盗難の高リスクにさらされるとは考えてもいなかった。毎晩帰宅後、愛車を見るたび「あぁ、よかった」と、ホッとしていた。

この気苦労からようやく解放されると思うと嬉しい。360モデナの主治医である高橋忠久工場長が、ドアロックの状況を確認する。「おそらく、ドアロック アクチュエーターの故障ですね。アクチュエーターを含む、ドアロック ユニットを交換しましょう」と、話す。ドアロック アクチュエーターとは、ドアをロックするための電気モーターだ。

原因を訊くと、「おそらく経年劣化です」とのこと。360モデナは比較的、同部品の故障が多いそうだ。ちなみに、ふるいフェラーリはドアロック アクチュエーターがないため、この種の故障は起きないという。

早速、整備を担当するテクニシャンの松原俊之氏が運転席側ドアの内張を外していく。今回交換するのは運転席側ドアのドアロックシステムだ。部品の交換自体はそれほど時間を要さないが、内張の脱着に時間を要するという。そのため、修理費もそれなりの金額になるとのこと。

以前、助手席側ドアがあくなくなったとき、ケーブル類を交換したときも、脱着に掛かる工賃はそれなりに要した。

交換中、松原氏が興味深いことを述べた。

「360モデナはなぜか配線図がないんです。先代のF355や後継のF430は配線図があるのですが、360モデナはありません。したがって、配線の交換はほかのモデルに比べ、少々大変なんです」

今回は、大きな配線交換を伴わないので問題ないそうであるが、今後はちょっと心配だ。なぜ360モデナだけ配線図がないのか……謎である。

ドアロック ユニットの交換が完了し、これでロックがかかる! と、思ったものの、期待は外れた。何度もリモコン・キーを操作したが、以前とおなじように施錠されても、すぐに解錠される。

もしや。ロック機構を制御するコンピュータの故障なのか……その場合、数十万円、いや100万円近く修理に要する可能性がある。マズイ!!

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最終更新:2/14(金) 21:54
GQ JAPAN

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