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横浜・南北格差のボーダー上「戸塚」…微妙な立ち位置は続く

2/14(金) 11:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

人口減少の局面になり、厳しさが増す不動産投資。今後、どこが投資エリアとして有望なのか。不動産投資には欠かせない要素である「人口」や「不動産取引の現状」などをもとに、検討していく。今回紹介するのは、大都市・横浜市の「戸塚」。

難航極めた再開発完了で、魅力が増した「戸塚」

戸塚区は横浜市18行政区のうちの1つ。横浜市の南西に位置し、南区、保土ケ谷区、港南区、旭区、栄区、泉区と接するほか、西で藤沢市、南で鎌倉市に接する。谷や沢の多い地形で、丘陵地のほとんどが住宅地として開発されている。

戸塚区役所によると、「戸塚」の地名には「富塚」「十塚」「豊塚」という三つの由来があるという。また江戸時代には、東海道の日本橋から数えて5番目の宿場町として発達し、1887年(明治20年)には、東海道本線開通によって「戸塚」駅が設置され、重要幹線に位置する主要駅として栄えた。

戦前の1939年、鎌倉郡内の1町7か村が横浜市に編入され、戸塚区が誕生。戦後は大手電機メーカーなど、多くの企業が進出する一方で、東京のベッドタウンとして人口が急増し、1975年には全国の政令指定都市行政区の中で最大となる。一方で、1969年に瀬谷区が、1986年に栄区・泉区が分区するも、面積は35.7km2と横浜市でいちばん広い区として知られている。

そんな戸塚区の中心駅なのが、「戸塚」。JR東海道線、横須賀線、湘南新宿ラインのほか、横浜市営地下鉄ブルーライン(横浜市高速鉄道1号線、3号線)の計4路線が乗り入れる。平日通勤時間帯で「横浜」まで10分、「品川」まで31分、「東京」まえ42分(すべてJR東海道線利用)、「渋谷」まで43分、「新宿」まで50分(すべてJR湘南新宿ライン利用)という距離。東海道線の混雑はよく知られており、「川崎」~「品川」で191%。乗る車両などによって、混雑具合はまちまちだが、都心方面への通勤ならば、それなりの満員電車は覚悟しなければならない(グリーン車を使うという手はあるが)。

乗降客はJR線で11万人強/日で、神奈川県では「横浜」「川崎」「武蔵小杉」に次いで4番目の規模、ブルーラインは9万人強/日で「横浜」に次いで2番目の規模である。

もともと駅周辺では、大規模な商店街が発展していたが、ベッドタウン化による急激な人口増加に対応できるほど、都市基盤は盤石ではなかった。そのため横浜市営地下鉄の建築計画が発表された1970年代から再開発事業が計画されていたが、駅西口エリアでは権利者の多さから交渉は難航し、2000年代に入るまで、ほとんど進むことはなかった。その後、交渉に進展が見られ、2010年に商業施設「戸塚パルソ」、2011年に「東急プラザ戸塚」と、再開発前の戸塚駅西口商店街で営業していた地元店舗が主体となる「トツカーナモール」で構成される「トツカーナ」が誕生した。

一方、東口エリアは戦前に開発が始まった工場地帯で、日立グループなどの工場が複数立地する、工場地帯の色が強かったが、現在「戸塚モディ」が入る「ラピス戸塚」が誕生し、エリアの雰囲気も大きく変わっている。

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最終更新:2/14(金) 11:00
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