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JR東、新幹線「eチケット」で使い勝手よくなるか

2/14(金) 6:01配信

東洋経済オンライン

 「モバイルSuica特急券」から「新幹線eチケットサービス」へ。東京駅から北へ向かう新幹線のチケットレスサービスが、3月14日から大きく変わる。

 新幹線eチケットサービスを導入するのは、JR東日本・JR北海道・JR西日本の各社。予約サイトの「えきねっと」(JR東日本・JR北海道)または「e5489」(JR西日本)に登録した手持ちの交通系ICカードやモバイルSuicaで、東北・北海道、上越、秋田、山形、北陸新幹線に乗車できるサービスだ。

 予約サイトのアカウントにICカードの情報を登録したうえで予約すれば、紙の切符に交換することなく、自動改札機にICカードをタッチするだけで乗車できる。東海道・山陽新幹線で導入されている「スマートEX」のようなサービスといえる。

■紙の切符より楽で安い

 新幹線eチケットサービスは、運賃と特急料金が一体となった新幹線専用の商品である。大きなメリットは、切符の受け取りなどの手間がないだけでなく、紙の切符よりも価格が安くなることだ。

 例えば、東京―仙台間の通常期普通車指定席が紙の切符で1万1410円のところ、新幹線eチケットでは1万1210円。東京―新函館北斗間は2万3430円が2万3230円となる。紙の切符で乗車券と指定席特急券を買う場合より200円安くなるわけだ。

 また、早期予約で安くなる「えきねっとトクだ値」「お先にトクだ値」もeチケットに対応するという。紙の切符と同様に、特急料金の閑散期・繁忙期料金(基本的に閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し)は適用される。予約は最大6人まで可能だ。

 一方でデメリットもある。新幹線の駅同士のみのチケットであるため、「東京都区内」「仙台市内」などといった「特定都区市内制度」は適用されない。

 例えば西荻窪や金町など、都心からやや離れた「東京都区内」の駅から東京駅に行って新幹線に乗り、仙台で在来線に乗り継いで「仙台市内」の駅で降りるという場合、紙の切符よりもやや高くつく。

 また、新幹線と在来線の乗継割引も適用されない。例えば東京から新潟へ行き、特急「いなほ」に乗り換えて酒田まで向かうといったケースでは、紙の切符なら「いなほ」の特急料金が半額になるが、eチケットだと別々に購入することになるため、運賃を通しで計算できず特急料金も割り引かれない。とはいえ、全体的には便利なサービスだといえるだろう。

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最終更新:2/14(金) 6:01
東洋経済オンライン

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