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中部電力・松村千秋が涙。 目前の五輪出場を逃した瞬間の悲痛な思い

2/14(金) 6:40配信

webスポルティーバ

中部電力カーリング部松村千秋インタビュー(前編)





中部電力が連覇を狙う日本選手権が佳境を迎えている。若きチームのまとめ役を果たすのは、この春で入社10年目を迎えるサードの松村千秋。"カーリング一家"に育った彼女の、カーリングへの思いについて話を聞いた――。

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――松村選手は、まさしく"カーリング一家"の生まれ。父・保さんと母・なぎささんはいまだ現役で、2月末から始まるミックスダブルス日本選手権に出場します。姉の綾音さんも、かつてユニバーシアード日本代表を経験。兄の雄太さんは、男子の日本代表である北海道コンサドーレ札幌のスキップとして活躍中。弟の勇人さんも、長野県CA(Ignites長野)のスキップとして奮闘しています。そうなると、小さい頃からカーリングに親しんできたのでしょうね。

「そうですね。父と母の練習について行って、一緒に氷に乗って石を投げたり......というのは、小さい頃から経験していたと思います。物心ついた時にはそういう状態だったので、(カーリングを始めた)正確な時期は覚えていません。氷に乗って楽しかった、という記憶だけがある感じです」

――1998年長野五輪の時、松村選手は5歳。それをご覧になって、カーリングを本格的に始めた、ということはないですか。

「申し訳ないですが、長野五輪のことはまったく(覚えていない)です。競技として本格的に始めたのは、10歳の時です」

――10歳の子どもにとっては、カーリングのルールや戦術は少し難解なような気もしますが、その頃からカーリングは楽しかったですか。

「楽しかった、というのは間違いないです。じゃあ『何が楽しかった?』と聞かれると、よくわからないんですよね。ほんと、何なんだろう......。以前、それについて、えみずさん(フィフス兼マネジャーの清水絵美。彼女も兄弟が現役で活躍する"カーリング一家")とも話したことがあるんですけどね......。

 とにかく当時は、家族がみんなやっていて、それぞれが大きな大会に出場していたので、『私も同じようにやればできるのかな』と勝手に思っていましたね。試合と大会は、ずっと楽しかったです」

――ジュニア時代の大会における戦績はいかがでしたか。

「ジュニア時代は優勝経験とか、まったくないんですよね。ひとつ上の学年が、藤澤五月選手(ロコ・ソラーレ)や吉村紗也香選手(北海道銀行フォルティウス)、石垣真央選手(富士急)ら北見出身の優れた選手がたくさんいる『黄金世代』で、軽井沢にも土屋海選手(チーム東京/サングリア)がいる御代田ジュニアという強いチームがあったので、(全国大会などで)勝つのは難しかったです。中学校3年生の時に一度、えみずさんと同じチーム(軽井沢中学)で日本ジュニア選手権(2007年)に出ているのですが、4位でした」

――土屋選手に関しては、『黄金世代』の選手たちからも「すごかった」という話をよく聞きます。今回、その土屋選手がいるチームがワイルドカードで日本選手権出場を果たしました。

「そうなんです。プレーしていなかった時期もあったと聞きましたが、アイスに戻って来てくれて、日本選手権でまた会えるのは、うれしいですね。今大会の楽しみが増えました」

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最終更新:2/14(金) 6:40
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