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なぜベッキー以降芸能人の不倫は酷烈糾弾の対象になったか

2/15(土) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 もとは普通の主婦でありながら、ツイッターのフォロワー数は17万人を超え、女性セブン連載『立て板に泥水』でも知られる深爪さんは、SNSの普及が一因ではないかと分析する。

「SNSは“いいね”を押すことで共感を可視化した、いわば共感増幅ツール。これまでも芸能人の不倫に対しては批判的な感情を持つ人が少なからずいましたが、友人や家族など少人数の間で共有される程度だった。しかしSNSが普及した今、1人が“そんなの許されない”という声を上げると、同調した人が“いいね”や“リツイート”で拡散していってしまいます」

 共感に裏打ちされた怒りは、ますます増幅されていく。

◆炎上の背景にある“匂わせ”は新しい行為なのか?

 今回の東出と唐田の不倫では、唐田がSNSに投稿した交際をアピールするような“匂わせ写真”も、世間の怒りを大きくした。

「“匂わせ”とは、SNS上で直接的な言葉では明言せず、画像などを使って“この人とつきあっている”“私はこんなすごいことをしている”と訴えかけることをいいます」(深爪さん)

 もともとは、嵐のメンバーである二宮和也(36才)の妻で元アナウンサーのAさんが、二宮と交際時にお揃いのグッズをブログにアップしたことから、ジャニーズファンの間でじわじわと広がった言葉だった。

 最近では、不倫が噂された木下優樹菜(32才)がインスタグラムの投稿を使って、相手と取り沙汰されていた乾貴士選手(31才)に宛てたと思われるメッセージをアップしたことで一気に認識されるようになった。愛娘と一緒に写った写真に添えられた文章の最初の文字を“縦読み”すると《たかしあいしてるずーーっと》と読むことができると騒動に。その直後、今度は唐田が東出の寝顔や東出を彷彿させるイラストをアップしたことで、世間に定着し、もはや流行語といっても過言ではない。

 しかし深爪さんは、匂わせるという行為自体は新しいものではないという。

「松任谷由実さんが1982年に発表した楽曲『真珠のピアス』にも、恋人の彼女に自分の存在を気づかせようと、わざと真珠のピアスを捨てていく、匂わせ行為が歌われていますし、中学生や高校生の時に、カップルでお揃いのキーホルダーをつけていたのも今思えば立派な匂わせ。昔からある匂わせ行為が、不特定多数に公開できるSNSというツールができたことで、より多くの人の目につくようになったのだと思います」(深爪さん)

※女性セブン2020年2月27日号

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最終更新:2/15(土) 16:46
NEWS ポストセブン

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