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プラグインハイブリットが向いてる人、向かない人──BMW 330e Mスポーツ長期試乗レポート

2/15(土) 21:00配信

GQ JAPAN

BMWの主力モデルである3シリーズに用意されたPHVの330e Mスポーツ。このモデルは名前から分かるとおり、現在日本市場に用意されたガソリン、ディーゼル、ハイブリッドに続く選択肢として飛躍的な成長を続けているPHVである。では2020年現在、航続可能距離を含めてその性能はどこまで実用的なのか。自動車ジャーナリスト西川 淳が長期試乗でジャッジする。

【写真を見る】インテリアはほぼ一緒だ

注目は最大66kmに伸びた航続可能距離

昨年の輸入車賞レースを総なめにした新型3シリーズ。ここにきてやっとバリエーションが揃ってきた。搭載されるパワートレーンも、ガソリン4気筒&6気筒にディーゼル4気筒(4WDのみ)、プラグインハイブリッド4気筒、そして高性能ガソリン6気筒(Mパフォーマンス)と選択肢が大いに広がっている。

今回のテーマは330e、つまりはプラグインハイブリッド(PHV)の3シリーズだ。

搭載パワートレーンの概要を先に報告しておこう。最高出力184psの2L直噴直4ガソリンターボエンジンに組み合わされる電気モーターの出力は112psで、8ATユニットにインテグレートされている。リチウムイオンバッテリーの容量は12kWh(目安だが10kg/kWhなので最低でも×120kg分重くなっている。これにモーターやシステムユニットなどが加わる)。

内燃エンジン+電気モーターのシステム総合では最高出力252psで、最大トルク420Nmを1350回転から発揮する。ガソリン4気筒の330i比で140kg程度重くなっているとはいうものの、欧州Dセグメントのスポーツサルーンとしてまずは十分な数値だ。そのうえ新型330eには“エクストラブースト”なる新機能もあって、10秒間のみながら最高出力292psを発揮できる。力不足に困るなんてことはなさそう。

注目すべき点はEV航続距離で最大66kmへと伸びたこと。話八割とふんでもフル充電状態から最低50km以上をEV走行で賄える。これなら多くのユーザーが普段使いでガソリンを消費しなくてすみそう。

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最終更新:2/15(土) 21:00
GQ JAPAN

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