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危ない羽田新ルート、飛行機から突然「黒い物体」が落ちてきた

2/15(土) 6:31配信

現代ビジネス

ある日突然、飛行機から落下物が…

 晴天の空を南に進む低空飛行の飛行機。自転車のスピードをゆるめつつ、注意深く見つめていると、突然、機体と翼の付け根(西側)から、黒くて丸い物体がポンっと勢いよく飛び出し、落下していった――。

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 それは2月2日日曜日、後で確認すると低空飛行の試験飛行の初日だった。この日の夕方17時1分、空は快晴で明るく、まだ日も沈んではいなかった。

 練馬や板橋の区境に位置する豊島区の西端のこのエリアは、一軒家が多い閑静な住宅街。そこに複数の保育園、小学校、中学校、高校など教育機関が集中している。この一帯は晴天・南風時の低空飛行ルートとして国土交通省から指定されている。

 この日、私は保育園児の息子の習い事を終えた後、二人乗り自転車で帰宅中だった。家族連れで賑わう商店街を抜けたあと、もうすぐ自宅に到着というところに明らかに大きすぎる飛行機が頭上を次々と通り過ぎていった。

 「ついに、低空飛行が始まった?」そう思って頭上を走る飛行機を見上げてみると、まず大きさに圧倒された。騒音も尋常ではないが、迫力が今まで見慣れていた近隣で空を飛ぶ機体のそれとは違い、圧倒された。

 「ほらほら、また来たよ! うっわあ、大きいね!」と驚く息子。「落下物、結構多いらしいんだよ。気をつけよう、怖いよね~」と呟きながらまた見上げてみると、唖然とした。まさか、本当に……? 
 「え、え、落ちてきてる!? 黒くて丸いものが……」「本当だ!」子供も声をあげた。

 慌てて自転車を止め、動画を撮ろうと自転車のカゴに置いていた携帯を取り出したが、黒い物体はあっという間に、隣の一軒家の屋根の向こうに消えて見えなくなった。

 それまでの間、約15秒くらいだっただろうか。取り出した携帯に表示された時間は17時1分を示していた。 

 一瞬「カラスがぶつかったのか?」ともよぎったが、そんなはずもない。そもそも低空飛行の機体は1.2km上を飛んでいる。カラス程度の大きさの物体が、地上からくっきりと見えるはずもないし、そんな生き物のような繊細なシルエットでもなかった。

 これは私の推測ではあるが、その物体が1メートル以上なければ、下からはっきり見えるはずがないのではなかろうか。落下場所はわからないが、事故が怖いので、すぐに交番に届け出て、翌日には国土交通省にも連絡した。

 国交省からは「16時51分~17時15分の間、8便がこの界隈を通っていました。すべて連絡し不具合がなかったか確認しましたが、特に報告はありませんでした。8便は、ANAが4便、JALが2便、ソラシドエア1便(すべて羽田行き)と海上保安庁1機です。また何かあれば報告します」とのことだった。

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最終更新:2/15(土) 12:40
現代ビジネス

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