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数字で読み解くコンラート・ライマー。 RBライプツィヒ躍進の立役者

2/16(日) 11:11配信

footballista

文 鈴木達朗

 今シーズンのRBライプツィヒで最も欠かせない存在は、オーストリア代表のコンラート・ライマーだろう。バイエルンのロベルト・レバンドフスキと得点王争いを繰り広げているティモ・ベルナーのように目立った数字を残してはいないが、より細かくデータを見ていくと、彼が不可欠な存在である理由が分かる。

前半戦の“1対1キング”に君臨

 現在22歳のオーストリア代表MFは2017年夏、500万ユーロ(約6億円)の移籍金でライプツィヒに加入した。現在、その市場価格は2300万ユーロ(約27億6000万円)まで跳ね上がっている。ライプツィヒは今シーズンのブンデスリーガで3敗を喫しているが、そのうちの2試合はライマーが欠場した試合だった。

 オーストリアのウェブサイト『アーブザイツ』は、「今シーズン前半戦の欧州トップリーグで最も1対1の頻度が多かった選手」というカテゴリーでライマーがトップに立ったことを伝えている。

 90分あたりで1対1に挑んだ回数は15.8回で堂々のトップ。2位はノリッジのトム・トリブルの14.8回で、3位には13.98回でマンチェスター・ユナイテッドのフレッジが続く。レアル・マドリーのカゼミーロが11.8回で7位という数字を見ると、いかにライマーがインテンシブにボールを「狩り」にいっているのかが理解できる。また、その勝率も64パーセントと高い数字を誇る。獲得時にラルフ・ラングニックが「トランジションとボール奪取の能力で中盤を補強してくれるだろう」と期待した通りの数字が出ていると言える。

 さらに、今シーズンはユリアン・ナーゲルスマンの下、念願のディフェンシブハーフとしてプレーしている。「(ナーゲルスマンの)スタイルのサッカーは自分に合っている。彼が求めていることは良く理解できるよ」とライマーは話す。

 新監督のトレーニングの下で「ボールを持ったときのプレーが改善されたし、今では状況打開の選択肢をより多く見つけられる」と言うように、ボール奪取からのボールアクションの正確性、ゲームメイキングの能力も向上している。90分あたり3.1回「シュートに繋がる攻撃」に絡んでおり、攻守の繋ぎ役として圧倒的な存在感を放っている。

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最終更新:2/16(日) 11:11
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