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第92回アカデミー賞、名スピーチから気になる同伴者まで、授賞式を総ざらい。

2/16(日) 20:23配信

VOGUE JAPAN

柴崎 髪の毛ネタで言うなら、主演男優賞のプレゼンターとして登場した昨年の覇者オリヴィア・コールマンは、相変わらず面白かったですね。プラチナブロンドの新ヘアを指さして、「オスカーを獲ると老けるのよ」からの下ネタ。「私がオスカーを獲ったあの日は最高の夜だったわ……。夫にとってね(笑)。夫にそう言われちゃった。私だって3回出産してるんだから」(笑)。来年はオリヴィアさんにホストを務めてほしいくらいです。

D姐 ホント! 清く正しいイギリスお訛りでまさかの下ネタ、最高でした。そういえば去年の受賞スピーチでは、3人の子どもたちはイギリスでお留守番って言ってましたから、旦那様と久々の二人きりで……って。 一年越しの伏線回収! 長っ!

柴崎 日本ではイイ感じでヒットを飛ばしている『キャッツ』ですが、他国では酷評……。そんな渦中の作品に出演しているジェームズ・コーデン&レベル・ウィルソンがプレゼンターとして登場。「視覚効果賞」自虐ネタにも笑いました。

D姐 「『キャッツ』に出演している俳優の僕たちほど、“視覚”効果の重要性を分かっている人たちはいません」(笑)。

柴崎 ラジー賞にも大量ノミネーされている『キャッツ』、トム・フーパー監督は今後立ち直れるかどうかが心配です。

D姐 (笑)。トム・フーパー心配! アメリカで配給していた映画会社でさえ、途中で「賞レース」推し作品から『キャッツ』は取り下げましたからね。というか賞レースに一瞬でも名乗りをあげていたのが(笑)。

柴崎 撮影賞と編集賞のプレゼンターとして登場したウィル・フェレルとジュリア・ルイス=ドレイファスも大笑いでしたね。編集で本来あったはずのシーンがカットされてしまうネタ。ウィル・フェレルによると、本来『フォードvsフェラーリ』 に自分も出演していたはずだと。

D姐 『フォードvsフェラーリvsフェレル』めちゃくちゃ観たい。『タラデガ・ナイト オーバルの狼』(06)にクリスチャン・ベールが出てる感じ(笑)? トッド・フィリップス監督がジョーク混じりで「『ハングオーバー!4』には是非ホアキン(・フェニックス)を」と言っていたけど、同じくらい実現してほしいわ。

柴崎 ちなみにD姐的なベストスピーチは?

D姐 なんだかんだ言っても、一周回ってブラピとホアキンがやっぱり良かったように思えてきました。特にブラピはタランティーノがいなかったら、ハリウッドの映画界はもっと乾いたつまらないものになっていたと敬意を払い、レオには「いつでも君に便乗するよ。君と一緒にいると最高の眺めが観られるからね」と笑いを取りつつ、「『明日に向かって撃て!』に憧れてハリウッドにやってきたら、(『テルマ&ルイーズ』で)ジーナ(・デーヴィス)とリドリー(・スコット監督)に最初の役をもらえた。素晴らしい人たちに巡り合えてここまできた。『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』は真実なんだ」って、いい話じゃないですか。

柴崎 最後は「この賞は僕の子どもたちに」と捧げてシメたのも、好感度をさらにアップ。

D姐 でも子どもたちの名前を列挙しなかったですね。6人の名前を呼んだら時間オーバーになっちゃうから(笑)? 全員の名前を呼んだら、不仲と噂のマドックス君の名前をどう呼んでいたのだろうか、想像しちゃいます。

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最終更新:2/16(日) 20:23
VOGUE JAPAN

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