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2020年登場の話題グルマ・ベスト5──シンプルな美しさを追求したフェラーリの新型、ローマ!

2/16(日) 21:41配信

GQ JAPAN

フェラーリからは60年代回帰のエレガントなGTカー。アストンマーティンからは、ついに登場の美少年SUV! ポルシェは完全電気のスポーツカーを出し、陸の王・ディフェンダーは知的に進化した。2020年発売の話題のクルマをここに結集。モータージャーナリスト・西川 淳はどれ推し?

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写真で見るより100倍カッコいいよ!

フェラーリ ローマ Recommended by 西川 淳

マラネッロが極秘に開発を進めてきたGTクーペが“ローマ“という名前を冠して、もちろんイタリアの首都でワールドプレミアされた。テーマは『新・甘い生活』。

プレミア会場となったのは1960年のローマ・オリンピックが開催されたスタジアム跡地。巨大テントのなかには60年代のカフェが再現されていた。驚いたのはフェラーリの発表会に付きもののF1イメージがまるでなかったこと。

もっというとロッソ・コルサ(赤)やジアッロ・モデナ(黄)の色味がまるでない。会場の照明は暗く沈み、赤いカーペットがデカダンな雰囲気をつくっていた。

舞台に登場した新型車3台も白と薄青にグレーとグレーだった。最新モデルには付きものの“スクーデリア・フェラーリ“のフェンダーエンブレムが見当たらない。推奨オプションをあえて採用しなかった。

マラネッロがシンプルに提案した現代版ドルチェ・ヴィータ用GTクーペ

それほどシンプルな美しさを追求したモデルだというべきだろう。最近のスーパーカーは空力コンシャスでデザインがうるさいと不満を口にするカスタマーも多かった。実はフェラーリも1960年代にはシンプルな造形で地味なカラーリングのモデルが好まれた。赤や黄のロードカーが増えたのは80年代以降のこと(ちなみにサイドバッジも最近の流行だ)。実用性も高く毎日乗りたくなる。ひけらかさないラグジュアリーをもう一度、というわけだった。

もちろん最新のフェラーリだから性能もしっかりと磨きあげている。ベースとなったメカニズムはポルトフィーノだが、70%のコンポーネンツを新たにし、エンジンのパワーアップやミッションの8速化など確実に進化させている。走りのほうもかなり楽しみな1台だと言っていい。

西川 淳 自動車ライター
京都に移住して早8年。東京&海外を行ったり来たりしつつ、ひたすら趣味車を追い続ける自動車ライター。好物はスーパースポーツとクラシック。日本における自動車文化とは?の答えを2020年こそ見つけたいと思っている。奈良県出身。愛車はロータスエランほか。

文・西川淳

最終更新:2/16(日) 21:41
GQ JAPAN

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