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「涙が出そうになった」古巣・川崎との対戦で西部洋平&鄭大世が抱いた感情と印象

2/16(日) 21:28配信

SOCCER DIGEST Web

温かい声援と拍手を受ける

[ルヴァンカップ第1節]川崎5-1清水/2月16日/等々力

 ルヴァンカップの予選Aグループ初戦、川崎と清水の一戦は、川崎が試合を優位に進め5-1で勝利した。

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 川崎のホームスタジアム、等々力陸上競技場で開催されたこのゲームでは、ゴールシーン以外でもある場面でスタジアムが沸いた。

 それは試合後の一幕。かつて川崎でプレーした清水の西部洋平、鄭大世と川崎サポーターとの触れ合いだった。

 試合終了後、西部と鄭大世は清水サポーターへ挨拶した後、今度は逆サイドのスタンドへ。恒例のパイナップル(過去に川崎に所属した選手にはサポーターからプレゼントされる)を受け取りながら温かい声援を受けた。

 言わずもがな、ふたりは清水の一員であり、今回の一戦でもチームの勝利のために全力を尽くしたことは間違いない。この日は1-5で敗れ、悔しさもあったはずだ。もっとも勝敗とは別にかつての仲間たちと健闘を称え合ったのだ。

 
 西部は「次、いつここに来られるか分からないので行きました」とおどけてみせながら「ちゃんとああいう形で(川崎サポーターの前に)行くのは初めてかもしれない。拍手と声援をもらって涙が出そうになりました」と振り返る。

 一方の鄭大世も「ああやって拍手してくれるのはやっぱり嬉しい。清水サポーターもそうですが、盛り上げてくれるのは、選手として本当にありがたい。(清水と川崎は自分が)一番功績を残したチームなので、幸せな気分でプレーしていました」と顔をほころばせた。

 ふたりにとっては忘れらない瞬間になったはずだろう。

新システム導入の川崎の印象は…

 ちなみに今季から新システム4-3-3を導入し、高い攻撃力を見せて清水に勝利した古巣・川崎の印象も訊いてみると、次のように答えてくれた。

 西部は「速くなったというのが印象ですね。元々、個々が上手いのは分かっていましたが、ボールを奪った後のスピードが上がっていました。もうポゼッションだけのチームではないのかなと。相手の裏を取る形は去年はありましたが、増えていたと思います」と振り返る。

 対して鄭大世は川崎のパフォーマンスに驚かされたようだ。

 
「今日は(前線で起点になり1ゴールを挙げたレアンドロ・)ダミアンが凄かったですが、(途中出場で2ゴールを奪った)小林悠もいますからね。彼が先発してもっと前線が流動的になると考えると恐ろしい。

 あとはノボリ(左SBの登里享平)が活きていたかな。3トップの外を使いながら2対1の状況を作って、僕らが引いていてもスピードで突破してこられた。そこも印象的だった。正直言うと、止めるところが見つからないというか、中央からもサイドからも攻撃ができる。今年も凄いチームになりそうです」

 もっとも負けず嫌いな男は最後に「ただ次はやられませんよ」と打倒・川崎を誓う。

 次の対戦では西部、鄭大世を擁する清水と川崎がどんなゲームを見せてくれるのか楽しみだ。

取材・文●本田健介(サッカーダイジェスト編集部)

最終更新:2/16(日) 22:13
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