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タクシー運転手も「W杯みたい」と驚いた 続くラグビー熱、稲垣啓太が抱いた「感謝」

2/16(日) 6:13配信

THE ANSWER

開幕から1か月経ったTL…熊谷に延べ4万2843人が殺到、変わらぬ「熱」

 ラグビートップリーグ(TL)第5節は15日、埼玉・熊谷ラグビー場で2試合が行われ、第1試合のキヤノン―ホンダ戦に2万138人、第2試合のパナソニック―東芝戦に2万2705人、延べ4万2843人が殺到し、地元のタクシー運転手も「W杯みたいだ」「こんなの初めて」と驚きの事態に。W杯以降、リーグの3分の1を消化しても継続するラグビー熱に対し、パナソニックPR稲垣啓太も感謝した。

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 W杯を思い起こさせるような熱気に熊谷が沸いた。この日、午前11時30分開始の第1試合の2時間前ですでに最寄りの熊谷駅はバスに長蛇の列。一時は45分待ちの案内が表示され、タクシー乗り場にも人が溢れた。会場に続く道は、およそ4キロの距離を歩く人が歩道に多く、道路も大渋滞。ホンダの選手は当初の予定より15分遅れる事態となった。

 第1試合に合わせ、会場まで乗客を運んだあるタクシー運転手は「今日は多いね。(スタジアムの)手前で降りてあげる。十何年運転手やってこんなの初めて」と驚き。また、別の運転手も「どうなってるの、これは? 道も人であふれていて。W杯みたいだね」と目を丸くし、熊谷駅―会場の間を往復する事態となっていた。

 客席も時間を追うごとに人が増し、空席はほぼなくなった。バックススタンドでは立ち見で観戦する人もちらほら。W杯の熱気を受け、同じ熊谷でTL開幕戦となった1月12日のパナソニック―クボタ戦も観衆は1万7722人。この日は2試合開催という条件も後押ししたが、リーグ開幕から1か月、全日程を3分の1を消化してもなお、変わらないラグビー熱を実証する形となった。

普及に尽力してきた稲垣「チームが運営サイドと上手く連携を取れている証拠」

 W杯以降、「笑わない男」としてクローズアップされ、ラグビー界の最前線で普及に尽力してきたパナソニックの稲垣も、続くラグビーブームについて、思いを募らせている。

「選手としてはグラウンド上でしか表現ができない。それ以外の場所では限りがあるので。シーズン中なので、今はメディアに出ていくこともなかなか難しいでしょうし。そういうマネジメントの部分は協会サイドとうまく連携を取り合ってやっていく必要があるんじゃないですかね。アクセスが少し難しい場所かもしれないですけど、そういった部分ではパナソニックというホームをするチームとして、運営サイドと上手く連携を取れている証拠じゃないですかね」

 満員となったことについても「お客さんがたくさん入っている試合は選手のモチベーションも高くなりますし、本当に感謝したいですね」と稲垣。さらに「選手がここから楽しませられる試合ができるように、応援していただいている方々に感謝の気持ちを返せるようにしていかないといけないなと思います」とリーグを代表する立場として、今後も愚直にプレーで返していくことを誓った。5月まで続くTL。秋のW杯で生まれた熱狂は、季節を経ても終わらせない。

THE ANSWER編集部・神原 英彰 / Hideaki Kanbara

最終更新:2/16(日) 10:45
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