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昨季は「不動の二番」。巨人・坂本勇人は今年何番を打つ?

2/17(月) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

 巨人の連覇に不可欠な選手が主将の坂本勇人だ。ショートで不動のレギュラーを長年務め、5年ぶりに全143試合出場した昨季は打率.312、40本塁打、94打点をマークした。40本塁打は自己最多で、巨人生え抜きの右打者では長嶋茂雄(現巨人終身名誉監督)の39本を抜き球団最多記録を樹立。セ・リーグの遊撃手で史上初のシーズンMVPを受賞した。

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 昨季は打順でも「最強の二番打者」として打線に新風を吹き込んだ。一、二、三、四番でスタメン出場したが、二番が最多だった。117試合に先発出場し、打率.310、34本塁打、86打点。犠打は3度のみと「つなぎ役」ではなく、メジャーリーグでトレンドの「二番最強説」を体現した。坂本を二番に置く最大のメリットは初回から大量得点を狙えることだ。先頭打者が出塁して、次打者で二番の坂本を迎えると相手投手も一気にピンチを迎えた心境になる。三番には丸佳浩が控えているため坂本と勝負せざるを得ない。坂本が長打でチャンスを拡大してクリーンアップにつなげるのが巨人打線の真骨頂だった。

 では、二番が適性の打順かというと非常に難しい。クリーンアップに比べると、二番は好機で回ってくる機会が少ない。坂本はプロ入団以来100打点に到達していないのもこの打順によるところが大きい。昨年は主に二番で自己最多の94打点だったが、クリーンアップだったら100打点を軽く超えていただろう。チャンスに強いだけに、どの打順に据えるかで打線のイメージがガラリと変わる。

 最もしっくりくるのは三番かもしれない。出塁率の高い丸を二番に据えれば、坂本が好機で巡ってくる打席が増えるだろう。ただ、他球団のスコアラーは「個人的には二番・坂本、三番・丸の方が打線の並びとして嫌ですね。理由は坂本のほうが三振に取りにくいからです。先頭が出塁しても二番が三振すると流れが一度切れてしまうのですが、坂本は追い込まれても球界屈指のミート能力です。昨年のような並びの打線だと、投手は神経をすり減らしますよ」と分析する。

 昨年固定できなかった一番で起用される可能性も十分にある。坂本が何番で起用されるのか。チームの命運を握る存在だけに、首脳陣の決断が注目される。

写真=BBM

週刊ベースボール

最終更新:2/17(月) 11:16
週刊ベースボールONLINE

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