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地味に快挙!テレ東ドラマBiz『病院の治しかた』大健闘の裏側

2/17(月) 16:02配信

FRIDAY

小泉孝太郎主演『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』が、テレ東ドラマBizの中で大健闘を見せている。

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18年春に始まった同ドラマ枠は、これまで7作放送してきたが、平均視聴率は3~4%台。お世辞にも高いとは言えない。働く人をテーマにした経済ドラマゆえ、大衆受けしにくいのは仕方ないのだろう。

その中にあって今回は、4話までの平均が7%。従来の倍近い視聴者を集めている。
快挙の背景を考えてみた。

◆舞台が病院というアドバンテージ

ドラマBizは18年春に設けられた経済ドラマ枠。
『ヘッドハンター』(18年春・江口洋介)を皮切りに、会社の再生や組織の活性化など、低迷・停滞からの再起にかける個人と集団の物語を描いて来た。

ビデオリサーチが調べる世帯視聴率では、これまでは『ハラスメントゲーム』(18年秋・唐沢寿明)の平均4.9%が最高。『ヘッドハンター』の3.5%など3~4%台を行き来してきた(図1)。

テレ東らしい経済に特化したドラマで、一般受けしないがゆえの数字と言えよう。

ところが今期の『病院の治しかた』は、これまでと一線を画している。
初回8.1%は、過去7作を大きく上回った。2話以降も7.0%→7.1%→5.7%と全話で過去7作を凌駕し続けている。

これまでは企業・銀行・スーパー・商社など、ビジネスの最前線が舞台だった。
ところが今回は、視聴者の暮らしに密接に関わる病院が舞台。「地域の医療を守る」「患者にとって最善の医療」などの言葉が飛び交うが、どうやら多くの人にとって“自分事”として見られる経済ドラマになっているようだ。

◆視聴者が各話の途中で離脱しない展開

高視聴率の前提には、視聴者が各話の途中で脱落しない点が大きい。

父(大和田伸也)が脳梗塞で倒れ、急遽大学医学部のキャリアを捨て、有原総合病院の副院長に就任した修平(小泉孝太郎)。
ところが病院は、6年前に叔父(光石研)が理事長院長に就任して以降、多額の負債を抱え倒産寸前。しかもメインバンクは、投資ファンドへの病院売却を計画していた。

そんな中、父が息を引き取った。ここから修平の病院再建の闘いが始まる。
“抵抗勢力”は、これまでのやり方を変えたくない医師・看護師たち。さらに取引業者は親戚で、事務長は業者と癒着関係にあった。

彼らとの軋轢を、一つ一つ乗り越える闘いが始まった。そして一定のコストカットに成功した修平は、初回ラストで叔父の理事長解任と自身の新理事長就任を緊急動議する。

大抵の視聴者は病院を訪れたことがある。
ドラマで出てくる職種や用語も、ある程度親しみがある。しかもストーリーはどん底から逆転だ。それなりの関心を持って見られたようだ。

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最終更新:2/17(月) 18:04
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