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絶品のコースが¥6,500!梅ヶ丘の商店街の一角に、誰もが心ほどける広東料理の名店あり!

2/17(月) 5:20配信

東京カレンダー

東京23区で1位の人口を誇る世田谷区。

高級住宅街をいくつも抱えるこの街のレストランは、舌の肥えた大人たちによって磨かれ、レベルの高い店が多い。

そんな世田谷が誇る、「名店」と呼ばれる店として紹介してきたのが、成城の優雅なフレンチ『レストラン アシエット』や50年の歴史を誇る粋な鮨店『金多楼』、絶品の本格四川料理『中国四川料理 蜀彩』。

そして奥沢マダム御用達『ラ・ビュット・ポワゼ』、洗練の焼肉『韓てら』、台湾料理の名店『光春』、満席必至のカジュアルフレンチ『デュバリー』、伝説の中華『五指山』だ。

さらに地元民に圧倒的人気を誇るビストロ『ルミエルネ』や
他区民でも行く価値アリの『炭火焼肉 ふちおか』、至極の北イタリア料理『フィオッキ』、肉焼きの天才の店『イルジョット』、ミシュランの星を獲り続ける実直な店『鮨 福元』も登場した。

この連載の最終回として、今回ご紹介するのは広東料理の名店『端雪』だ。

商店街の一角に、誰もが心ほどける広東料理あり『瑞雪』@梅ヶ丘

39歳の時に梅ヶ丘で独立した店主の名雪寛己さんは、実は5年前に店をしまおうと考えていた。

しかし直前、人に合わせることをやめて、純粋に自分が作りたい料理を始めると評価が一気に高まり、『瑞雪』は広東料理の名店としての地位を確立。

それはどんなスタイルかといえば、島根県からの魚介を主体とした、シンプルながらも丁寧な中華の仕事がなされた料理だ。

島根県益田市の町おこしを担うご近所から新鮮な白身魚を紹介された際、名雪さんはその美味しさを最大限に表す中華を作ろうと決めた。

そもそも広東料理は海鮮を多く使い、とくに白身魚のレシピが象徴でもあるので相性は抜群。広東料理歴35年の名雪さんの腕がなった。

醍醐味はキジハタや真鯛など季節ごとに直送される魚の姿蒸し。蒸籠でふっくらと蒸しあげた魚に中華スープと葱油をかけるだけの一品なのだが胸に染み入る味わい。

煮た魚の出汁が加わった汁まで堪能して欲しいと炊きたての白飯も提供されるのが心にくい。

なぜ商店街の一角にある小さな店が栄誉を得ているのか実感する瞬間だ。それもコース6,500円。下町が誇る最高峰の名店はとことん優しいのだ。

東京カレンダー株式会社

最終更新:2/17(月) 5:20
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