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後世に語り継がれるであろう現役日本人選手の魔球

2/18(火) 11:01配信

週刊ベースボールONLINE

 平松政次のシュートや潮崎哲也のシンカー、佐々木主浩のフォークなど、往年の名投手は強力な変化球を持っていた。これらは今後も語り継がれるであろう「魔球」だが、現役選手の中にも、後世に語り継がれる素晴らしい変化球を投じる選手がいる。今回は、こうした「現役日本人選手の魔球」を紹介する。

野村克也が語る”最高の変化球“「マー君のスライダーを見たとき、伊藤智のスライダーに印象が重なった」

ぜひとも球場で見ておくべき現代の魔球

●打者の目の前で消える 
千賀滉大のフォーク

 現役選手の中で、特に「素晴らしい」と評価されているのがソフトバンク・千賀滉大のフォークボールだ。非常に落差が大きく、バッターの目の前で消えるように変化することから「お化けフォーク」と呼ばれているほど。150キロを超えるストレートとのコンビネーションは絶妙で攻略が難しく、多くの強打者が手玉に取られている。これまでにも鋭く落ちるフォークを投じる選手がいたが、その中でも屈指の魔球だといえるだろう。

●絶妙な変化で打者を狂わす 
山本由伸のカットボール

 西武の山川穂高など、パ・リーグの強打者たちがこぞって厄介なボールに挙げるのがオリックス・山本由伸のカットボールだ。プロ1年目の2017年オフに、打たせてアウトを取ることを目的にカットボールを習得。以降も精度を磨き続けた結果、リーグ屈指の強打者も手に負えない魔球に成長した。鋭くバッターの手元で変化するため狙いがつけにくく、プレミア12でも海外の打者に対してパーフェクトピッチングを披露。世界でも通用するボールであることを証明した。

●本人も変化が読めない魔球
山崎康晃のツーシーム

 ツーシームといえば、黒田博樹のように打者の手元で微妙に変化してバットの芯を外すというイメージがある。しかし、山崎康晃のツーシームはフォークのように鋭く落ちるまったくの別物。さらにこのボールは、時にスライダーのように、時にシンカーのように左右に変化しながら落ちるという特徴があり、どのように変化するのかは山崎自身も把握していないというなんとも恐ろしい魔球だ。山崎はこの魔球を武器に5年間で163セーブを記録した。

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最終更新:2/19(水) 11:19
週刊ベースボールONLINE

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