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仕事=実力×熱量(知識)×気持ち。社会人が知っておきたい2つの心構え

2/18(火) 6:31配信

ライフハッカー[日本版]

『サラリーマン人生100本ノック プロとして働くためのトレーニング』(北澤孝太郎 著、日本経済新聞出版社)は、東京工業大学特任教授である著者が学生や、研修をしている受講生との対話のなかで感じたことを編集者にぶつけてみたことから生まれたのだそうです。

彼らの多くは、これからの人生をどうしていいのかわからずに迷っているというのです。

私は、大学院でこれから巣立つ学生を相手に日本で初めて営業の授業をリベラルアーツとして担当する傍ら、研修講師やコンサルタントとして、企業リーダーや営業リーダーに企業戦略や営業戦略の立て方を教えています。

そんな経験を活かし、仕事や人生の大事な決断をするときに、一時の感情に流されずに、周囲の状況や、何より自分が大切にしてきた「思い」を確認することの大切さを、自身の経験やこれまで見聞してきたことをもとに書いてもらえませんかと言われ、筆を走らせることにしたのです。(「まえがき」より)

ユニークなのは、各章が「①ストーリー②質問と解説③ノック」の構成になっている点。

まずストーリーで自分のイベントを思い浮かべ、押さえておくべき点を質問と解説で理解し、さらにノックで確認することによって今後の自分を考えることができるわけです。

きょうは1「入社・配属における決断」の「質問と解説」に焦点を当て、2つのトピックスを抜き出してみたいと思います。

働くとはどういうことでしょう。実感が湧きません

著者によれば「働く」とは、自分のためであれ、人のためであれ、なにかを満たすために動くこと。

食欲を満たすために料理をする、睡眠を取るために布団を敷く、食材や布団を買うために稼ぐなど、自分の欲求を満たすためにすることは、すべて「働く」ことだという考え方です。

そして重要なポイントは、人は人のために働いたときのほうが多少なりとも気持ちいいと感じるものだということ。

みなさんは、地球上にたった一人で生きていくことができますか。私は、そんなことになろうものなら、さびしくて仕方なくなって、生きていく意味を失うと思います。それが突然誰かがやってきて、二人になったらどうでしょう。その人を失いたくなくて、何かをやってあげたくなるのではありませんか。

(中略)結局は自分のためだけれど、人に何かをしてあげることは、自分のさびしさを満たすために、とても重要なことなのです。(24~25ページより)

著者は、それこそが「働く」ということだと考えているというのです。

結局は自分のためだけれども、人のためになにかをやってあげて、それで喜んでもらえたら、自分が動いたからだと思うことができ、気持ちよくなれる。

だからこそ、人は働くのではないかということです。

これから自分が関わることになる多くの人は、すでに「社会」という、集団で行動をしている場所にいます。

そして、そのなかに入って自分のため、人のために継続して動くには、お金を稼ぐこと、働きを働きとして認知されること、人をさらに大きな単位で動かすことなど、相応の力が必要になってきます。

動いたことによってできる距離と面積(実力×熱量もしくは知識×気持ちと言ってもいい)の積、すなわち体積が「仕事」であると捉えると、もっとわかりやすくなるといいます。

社会では、自分の動きを体積(=仕事)にしないと、そうしたと認めてもらえないもの。

しかも、その体積の密度が濃く(質が高く)、大きければ、大きな仕事をしたと認めてもらえるということ。

職に就き、仕事をするとは、自分が動くことによってその体積をつくり、社会のなかで、たしかにそれをしたと認めてもらうことを意味するというわけです。

もちろん、体積をつくるためには多少の勇気や努力が必要になります。

それは不安なことかもしれませんが、働く意味がわかったのなら、まずは小さな体積をつくることから考えるべきだと著者は主張しています。(24ページより)

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最終更新:2/18(火) 6:31
ライフハッカー[日本版]

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