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マスク泥棒も出現? 新型コロナがもたらした職場の変化

2/18(火) 15:00配信

マネーポストWEB

 世界的な感染拡大が続く、新型コロナウイルス。日本でも、感染予防の観点から在宅勤務を導入する会社も登場するなど、会社員たちの働き方や生活にも変化が訪れている。

職場のマスクの在庫が1日でなくなる

 20代女性会社員・Aさんが勤務する都内のIT企業では、マスク着用での勤務が義務づけられたほか、不必要な来客を減らすように通達された。

「マスク着用についての案内が出た日に、職場の備品として保管していたマスクの在庫がゼロになりました。『誰かが盗んでいるのでは』『総務部が全部回収した』などの噂が立ち、犯人探しをする人もいます。マスクを着用していないと、それを非難してくる人もいて、ちょっと面倒です」

 ゲーム業界で働く40代の男性会社員・Bさんの職場では、マスクの着用が義務づけられているものの、会社からの支給はない。それぞれが自力でマスクを確保しなければならないが、品薄のため苦労しているという。

「もともと花粉症なので、マスクが入手困難だと、まともに出社すらできない状態になってしまいます。衛生上はNGだとわかっているのですが、結局同じマスクを使い回さざるを得なくなるのかな、という危機感があります」

製造現場では「中国ショック」で残業も

 一部の製造業の現場では、従業員の健康を考慮し、工場の稼働を無期限で中止するところも出てきているが、影響はそれだけにとどまらない。大手自動車メーカーで部品調達を行う30代の女性・Cさんが語る。

「中国から仕入れている原材料は、中長期で供給が止まる可能性がある。代わりの業者を選定中ですが、中国全体の景気が不透明で、倒産企業が相次ぐことも起こりうる。そのため、技術力では劣る他のアジア各国の会社と組むことも視野に入れています。製造業の現場ではかえって残業が増え、不安も募っています」

ビデオ会議で感染リスクを軽減

 商社で勤務する30代の男性会社員・Dさんの職場では、ビデオ会議を行う機会が増えている。

「余計な雑談もなく、普段より議題に集中できるためか、通常の約半分の時間で議題を終えることもあります。当然、往訪のために割いていた移動時間もゼロになったし、感染リスクも軽減できています。東京五輪があるため、各企業ではリモートワークでの働き方を模索中だと思いますが、不要な会議を減らす“予行練習”になっているのではないでしょうか」

 新型コロナウイルスの感染拡大は、いまだに終息する気配を見せない。会社員たちの職場での混乱も、まだまだ続きそうだ。

最終更新:3/3(火) 19:50
マネーポストWEB

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